楽天モバイル、海外データローミング提供エリアを縮小
- 2020年03月27日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)は移動体通信事業者(MNO)として2020年4月8日より提供を開始するRakuten UN-LIMITの海外ローミングでデータ通信を利用できる提供エリアを変更すると明らかにした。
当初、海外ローミングのデータ通信に関しては、指定の66の国と地域では1ヶ月あたり2GBまで無料、その他の国と地域では従量課金と案内していた。
しかし、高額な請求を防ぐ利用者保護の観点から、指定の66の国と地域のみデータ通信を提供することに変更したという。
したがって、その他の国と地域ではデータ通信を利用できず、海外ローミングでデータ通信を利用できる提供エリアは縮小したことになる。
海外ローミングの通話やSMSに関しては通常の電話やSMSの利用は不可で、Rakuten Linkの利用が必要となる点は変わっていない。
その他の国と地域ではデータ通信を利用できないため、通話やSMSはRakuten Linkを通じて無線LANに接続時の場合のみ利用が可能である。
Rakuten Linkを利用しない場合に加えて、Rakuten Linkを利用していても無線LANに接続できる環境ではない場合、その他の国と地域では通話やSMSも利用できないことになる。
なお、Rakuten Mobileは2020年4月8日に移動体通信事業者として商用化することが決まっている。
まずは第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式のみを導入し、2020年6月には第5世代移動通信システム(5G)のNR方式も導入する計画である。
Rakuten Mobileが自ら基地局を整備した楽天回線の提供エリアではない場合、ローミング協定を締結したKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)が整備したパートナーエリアであれば利用できる。
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