au向けAQUOS R5G SHG01とソフトバンク向けAQUOS R5G (908SH)はハードウェア共通に

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auを展開するKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)が発売したSHARP製のスマートフォン「AQUOS R5G SHG01」とSoftBankが発売したSHARP製のスマートフォン「AQUOS R5G (908SH)」はハードウェアが共通であることが分かった。

AQUOS R5G SHG01およびAQUOS R5G (908SH)はいずれも2020年3月27日に発売されており、発売に伴いFCC IDが判明している。

FCC IDはAQUOS R5G SHG01とAQUOS R5G (908SH)ともにAPYHRO00282と共通である。

同一のFCC IDであることから、米国の政府機関で電気通信分野などの規制を管轄する連邦通信委員会(Federal Communications Commission：FCC)の認証ではAQUOS R5G SHG01とAQUOS R5G (908SH)は電気的に共通の同一機器として認証を通過したことになり、AQUOS R5G SHG01とAQUOS R5G (908SH)はハードウェアが共通化されていると考えられる。

なお、NTT DOCOMOが2020年3月25日に発売した「AQUOS R5G SH-51A」はFCC IDがAPYHRO00281であるため、AQUOS R5G SHG01やAQUOS R5G (908SH)とはハードウェアが異なる。

AQUOS R5G SHG01とAQUOS R5G (908SH)はハードウェアこそ共通であるが、ソフトウェアの制御によって対応周波数などが変更されており、製品としてのスペックが共通となるわけではない。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式の周波数はNR Bandとして定義されており、AQUOS R5G SHG01では発売時点ではn78のみに対応し、将来的にソフトウェアのアップデートを通じてn77に対応する予定である。

一方、AQUOS R5G (908SH)はn77のみに対応することが明らかにされている。