楽天モバイル、フェムトセル基地局Rakuten Casaのアプリを公開
- 2020年04月08日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)はRakuten Casa (JSFE0001WH/ JSFE0001BK)のアプリケーションを公開した。
Rakuten Mobileは2020年4月8日に移動体通信事業者(MNO)として提供する楽天回線の携帯通信サービスを商用化しており、それに伴いRakuten Casaおよびアプリケーションを提供している。
Rakuten Casaは楽天回線の携帯通信サービスで提供するフェムトセル基地局(小型基地局)である。
自宅や店舗など楽天回線の電波状況が悪い屋内に設置することで、屋内における楽天回線の電波状況の改善を図れる。
通信方式はLTE (FDD)方式の1.8GHz帯に対応しており、標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で定義されたLTE BandはBand 3となる。
高性能な無線LANのアクセスポイントとしての機能も備えており、無線LAN機器の最大同時接続台数は30台となっている。
申し込みには条件が設けられているため、条件を満たせば設置が可能となる。
Rakuten MobileはGoogle Playを通じてOSにAndroid 5.0 Lollipop Version以降のAndroidを採用した端末向けにアプリケーションを提供している。
Rakuten Casaを無線LANのアクセスポイントとして利用する場合にアプリケーションを活用すると便利で、アプリケーションを起動してRakuten Casaの本体のラベルに印刷されているQRコードを読み取ることで、簡単に接続することができる。
また、アプリケーションには回線速度の確認ツールを搭載しており、回線速度の測定など無線LANの通信状況を詳しく確認できるという。
アプリケーションを利用するためには楽天IDが必要となっている。
なお、Rakuten Casaの製造元は台湾のSercomm Corporation (中磊電子)、輸入者はSercomm Corporationの日本法人であるSercomm Japan、提供元はRakuten Mobileとなる。
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