新型スマホLG VELVET、商標は10年以上前に出願

韓国のLG Electronicsは新たなフラッグシップのスマートフォンとして「LG VELVET」を発表すると予告した。

LG Electronicsは2020年5月にLG VELVETを発表する予定であるが、VELVETの商標は10年以上前に出願および登録されていたことが分かった。

韓国の特許庁(Korean Intellectual Property Office：KIPO)で商標の出願状況を確認すると、LG Electronicsは2008年2月11日にVELVETの商標を出願しており、2008年12月31日に商標が登録された。

また、2018年10月19日に商標権の存続期間の更新の申請が行われた。

商標を使用する予定の商品として有線電話機、無線電話機、携帯通信機械器具、携帯電話などが指定されており、LG ElectronicsはVELVETを携帯電話の商標として使用することを検討していたと予想できる。

2008年のLG Electronicsの携帯端末事業はフィーチャーフォンが中心であるため、フィーチャーフォンのシリーズとしてVELVETを検討していた可能性が高いが、何らかの理由で取りやめたと思われる。

LG Electronicsのスマートフォンの販売不振を受けて携帯端末事業の業績不振が深刻化しており、携帯端末事業の再建に向けてフラッグシップのスマートフォンのラインナップを見直すことを表明した。

GシリーズやVシリーズのようなアルファベットと数字で画一的に仕様改善と発売時期のみを示す従来の製品名の命名方式を終了し、これからは製品の特徴を表現する製品名を適用する方針を示しており、新たな方針に沿った最初のスマートフォンがLG VELVETとなる。

なお、LG Electronicsは2020年5月に韓国でLG VELVETを発表する予定であることが分かっている。

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