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NTTドコモ向けスマホarrows Be4 F-41AがWi-Fi認証を通過



NTT DOCOMO向けのFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIES (富士通コネクテッドテクノロジーズ:FCNT)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「F-41A」が2020年4月2日付けでWi-Fi Allianceの認証を通過した。

Wi-Fiの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acで認証を受けている。

2.4GHz帯に加えて5GHz帯のWi-Fiも利用できる。

F-41AはNTT DOCOMOよりarrows Be4 F-41Aとして発表されている。

FUJITSU (富士通)から分社化し、Polaris Capital Groupが子会社化したFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESがarrows Be4 F-41Aの開発を担当するが、Wi-Fi Allianceの認証では引き続きFUJITSUが申請者となっている。

FUJITSUはFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESとの資本関係を完全に解消したわけではなく、FUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESはFUJITSUの完全子会社から持分法適用会社となった。

arrows Be4 F-41Aは高耐久性能を備えた日本製のスマートフォンである。

OSにはAndroid 10を採用しており、チップセットはQualcomm Snapdragon 450 Mobile Platformを搭載する。

ディスプレイは約5.6インチFHD+(1080*2220)有機ELで、カメラはリアに約1310万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約810万画素CMOSイメージセンサを備える。

通信方式はLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/850(B5)/ 800(B19)/700(B12/B17) MHz, W-CDMA 2100(I)/850(V)/800(VI/XIX) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。

LTE UE Category 4に対応しており、通信速度は下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsとなる。

製造はPolaris Capital Groupの完全子会社であるJapan E.M.Solutionsが兵庫県加東市で運営する工場において行われる。

日本企業でも製造は中国やタイの工場で行う場合が多いが、arrows Be4 F-41Aは日本国内の工場で製造される数少ないスマートフォンである。

NTT DOCOMOは2020年6月以降にarrows Be4 F-41Aを発売する予定と案内している。


Wi-Fi Alliance

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