ミャンマーのTelenor Myanmarが2020年Q1の業績を発表
- 2020年07月06日
- 海外携帯電話
ノルウェーのTelenorは2020年第1四半期の業績を発表した。
Telenorは業績の発表に伴い同社の完全子会社でミャンマー(ビルマ)の移動体通信事業者(MNO)であるTelenor Myanmarの2020年第1四半期の業績も明らかにしている。
Telenor Myanmarの2020年第1四半期の売上高は前年同期比39.4%増の18億5,100万ノルウェークローネ(約189億7,960万円)、EBITDAは前年同期比51.9%増の10億6,300万ノルウェークローネ(約108億9,968万円)、当期純利益は前年同期比188.0%増の4億900万ノルウェークローネ(約41億9,399万円)となった。
前年同期比で増収増益を達成したことになる。
加入件数の増加、データ通信加入率の上昇、データ通信量の増加などが堅調な成長に貢献したと説明している。
なお、移動体通信事業の売上高は前年同期比39.0%増の18億4,100万ノルウェークローネ(約188億7,809万円)となった。
Telenor Myanmarの売上高のうち99.5%を移動体通信事業が占める状況で、移動体通信事業はTelenor Myanmarにとって最大の事業であり、唯一の主要事業でもあると言える。
2020年第1四半期末時点の事業データも公開されている。
移動体通信サービスの加入件数は前年同期比26.6%増の2,328万3,000件となり、加入件数は増加傾向が続いている。
移動体通信サービスの加入件数のうちプリペイド契約は前年同期比26.5%増の2,323万1,000件であるため、プリペイド契約の比率は99.8%となる。
1回線当たり月間平均データ通信量は4.6GBで、データ通信の需要は引き続き増大している。
ノルウェークローネ(NOK)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はポストペイド契約が10ノルウェークローネ(約103円)、プリペイド契約が27ノルウェークローネ(約277円)、総合が27ノルウェークローネとなった。
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