Motorola DROID BIONICはスペックを変更して登場か?

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公式に延期することが認められているMotorola Mobility製のスマートフォン「Motorola DROID BIONIC」がスペックを変更して登場する可能性が浮上した。
中止の噂もあったDROID BIONICであるが、新DROID BIONICとして夏以降に発売すると発表されている。
Motorola Mobility公式やMOTODEVでは発表当初のDROID BIONIC (以下、旧DROID BIONIC)の製品ページが削除されている。
旧DROID BIONICのスペックが閲覧できない状態となっているので、新DROID BIONICはスペック面で変更があると考えられる。
最近になって新DROID BIONICと思われる端末がNenaMark1の測定結果に登場しており、新DROID BIONICのスペックの一部が判明した。
ModelがDROID BIONICとなっており、DROID BIONICの測定結果であることが分かる。
Brandがverizonとなっているので、Verizon Wireless向けの端末になることが分かる。
Displayが960×540となっているので、qHD(540*960)液晶を搭載することも分かる。
ここまでは、旧DROID BIONICの仕様と変わりない。
GPUはImagination Technologies PowerVR SGX 540となっている。
Imagination Technologies PowerVR SGX 540はTexas Instruments OMAP 4430等に搭載されているGPUである。
旧DROID BIONICはチップセットにはNVIDIA Tegra 2を採用していたのであるが、新DROID BIONICはチップセットをTexas Instruments OMAP 4430に変更することになりそうである。
NVIDIA Tegra 2はLTE/CDMA2000方式のハンドオーバーで問題が生じていたのでDROID BIONICの開発が遅れているという報道もあったので、その問題を解消するためにチップセットを変更したのかもしれない。
CPU infoは1.0GHzとなっているので、CPUの動作周波数は1GHzであると考えられる。
デュアルコアCPUを搭載していると思われる。
Androidのバージョンが2.3.3となっているので、OSのバージョンはAndroid 2.3.3 Gingerbread Versionであるようだ。
旧DROID BINOICはAndroid 2.2.1 Froyo Versionを搭載して発売される予定だったが、新DROID BIONICはOSのバージョンがAndroid 2.3.3 Gingerbread Versionとなるようだ。
NenaMark1では1度だけ測定されており、スコアは24.00となっている。
新DROID BIONICはチップセットとOSのバージョンが変更されて登場することになりそうである。
夏以降に発売される予定なので、近日中に何らかの発表があるかもしれない。


・NenaMark1 results for DROID BIONIC
http://nena.se/nenamark/view?version=1&device_id=502