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台湾の中華電信、2020年Q1の業績を発表



台湾の移動体通信事業者(MNO)であるChunghwa Telecom (中華電信)は2020年第1四半期の業績を発表した。

2020年第1四半期の連結売上高は前年同期比6.2%減の481億4,900万台湾ドル(約1,725億9,249万円)、EBITDAは前年同期比1.0%増の193億4,900万台湾ドル(約692億8,745万円)、EBITDAマージンは前年同期比2.86ポイント増の40.19%、親会社の所有者に帰属する当期純利益は前年同期比の0.4%減の83億1,900万台湾ドル(約297億8,977万円)となった。

2020年第1四半期は前年同期比で減収減益を記録したことになる。

業績の発表に伴い事業分野別の業績が公開されている。

移動体通信分野の売上高は前年同期比7.9%減の225億4,100万台湾ドル(約807億1,779万円)となった。

連結売上高のうち移動体通信分野は46.8%と半数近くを占めており、Chunghwa Telecomの報告セグメント区分を基準とすると、移動体通信分野の事業がChunghwa Telecomにとって最大の事業となっている。

また、移動体通信分野の詳細も公表された。

移動体通信サービスが前年同期比3.0%減の142億8,500万台湾ドル(約511億5,493万円)、端末販売が前年同期比15.6%減の80億4,000万台湾ドル(約287億9,143万円)となった。

前年同期比で端末販売が大幅に低下したことが分かる。

なお、端末販売ではChunghwa Telecomが販売したスマートフォンを含めた携帯電話、タブレット、データ通信専用端末が集計の対象である。

2020年第1四半期末時点の事業データも明らかにされている。

移動体通信サービスの加入件数は前年同期比4.0%増の1,101万件に達した。

台湾における加入件数の占有率は同業他社の情報も踏まえて算出するため、2020年第1四半期末時点ではなく2020年2月末時点の情報となるが、2020年2月末時点でChunghwa Telecomの加入件数は1,097万件で占有率は37.2%となった。

加入件数を基準とするとChunghwa Telecomは台湾で最大手の移動体通信事業者となる。

参考までに、2020年2月末時点の占有率は2位と3位の移動体通信事業者がそれぞれ24.0%ずつ、4位と5位は合計で14.8%にとどまる状況である。

Chunghwa Telecom

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