ZTEのミッドレンジ5GスマホZTE 9000Nが公開される
- 2020年05月18日
- Android関連
中国のZTE (中興通訊)製のNR/LTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM端末「ZTE 9000N」が2020年5月9日付けで工業和信息化部(Ministry of Industry and Information Technology:MIIT)の認証を通過した。
中国の政府機関で電気通信分野の規制を司る工業和信息化部の認証ではZTE 9000Nのスペックの一部や外観が公開されている。
OSにはAndroid 10を採用している。
CPUはオクタコアで動作周波数は最大2.0GHzとなっている。
ディスプレイは約6.53インチFHD+(1080*2340)液晶を搭載する。
カメラはリアに約4800万画素、約800万画素、2個の約200万画素のクアッドカメラ、フロントに約1600万画素のカメラを備える。
通信方式はNR (TDD) 4500(n79)/3500(n78)/2500(n41) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/900(B8)/850(B5) MHz, LTE (TDD) 2500(B41)/2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/ 900(VIII)/850(V) MHz, CDMA2000 800(BC0) MHz, GSM 1800/900 MHzで認証を受けている。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式はスタンドアローン(SA)構成とノンスタンドアローン(NSA)構成の両方に対応したデュアルモード5Gとなる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
システムメモリの容量は6GBまたは8GBで、内蔵ストレージの容量は64GB、128GB、256GBを用意する。
電池パックの容量は3900mAhとなっている。
生体認証は指紋認証に対応し、リアに指紋認証センサを備える。
ZTE 9000Nは未発表端末の型番である。
工業和信息化部の認証では外観が公開されており、ZTEがフラッグシップとして展開するAxonシリーズのロゴが入っていないため、AxonシリーズではなくBladeシリーズで展開する可能性が考えられる。
これまでに、ZTEは価格を抑えた5Gに対応したスマートフォンを2020年に発売する計画を発表しており、少なくともその1機種がZTE 9000Nとなる見込み。
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