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メディアテックジャパン、日本で5Gスマホ向けチップセットを販売開始



台湾のMediaTek (聯発科技)の日本法人であるMediaTek Japanは第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォン向けのチップセットを日本で販売を開始すると発表した。

日本で販売を開始するラインナップは3種類となり、いずれも5GのNR方式に対応したマルチモード通信モデムが統合されたチップセットで、MediaTekが保有する独自の5G関連技術が集約されているという。

MediaTek Dimensity 1000+はフラッグシップのスマートフォン向けと位置付け、MediaTekが展開するスマートフォン向けチップセットのラインナップでは最上位となる。

CPUは64bit対応でオクタコアとなり、クアッドコアのArm Cortex-A77とクアッドコアのArm Cortex-A55で構成される。

動作周波数はパフォーマンスを重視したArm Cortex-A77が最大2.6GHzとなり、電力効率を重視したArm Cortex-A55が最大2.0GHzとなっている。

GPUはArm Mali-G77 MC9を搭載する。

ディスプレイのリフレッシュレートは最大144Hzに対応している。

MediaTek Dimensity 800はミッドレンジのスマートフォン向けとなる。

CPUは64bit対応でオクタコアとなり、クアッドコアのArm Cortex-A76とクアッドコアのArm Cortex-A55で構成される。

動作周波数はArm Cortex-A76が最大2.0GHz、Arm Cortex-A55も最大2.0GHzとなっている。

GPUはArm Mali-G57 MC4を搭載している。

MediaTek Dimensity 820もミッドレンジのスマートフォン向けとなる。

CPUは64bit対応でオクタコアとなり、クアッドコアのArm Cortex-A76とクアッドコアのArm Cortex-A55で構成される。

動作周波数はArm Cortex-A76が最大2.6GHzで、Arm Cortex-A55が最大2.0GHzとなる。

GPUはArm Mali-G57 MC5を搭載する。

いずれのチップセットもマルチモード通信モデムを統合しているため、NR方式に対応することが可能である。

NR方式はスタンドアローン(SA)構成とノンスタンドアローン(NSA)構成の両方に対応したデュアルモード5Gとなり、アーキテクチャはSA構成がOption 2、NSA構成がOption 3、Option 3a、Option 3xとなる。

サブ6GHz帯のFR1のNR Bandで2コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(2CC CA)、256QAM、4×4 MIMOも対応している。

NR方式で音声通話を実現するVoNR (Voice over NR)や第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と周波数を動的に共有するダイナミックスペクトラムシェアリング(DSS)も利用できる。

MediaTek Japan

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