ミリ波の5Gに対応したNTTドコモ向けスマホarrows 5G F-51Aが技適通過
- 2020年06月17日
- docomo-FUJITSU
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報が更新された。
NTT DOCOMO向けのFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIES (富士通コネクテッドテクノロジーズ:FCNT)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「F-51A」が2020年5月14日付けでTelecom Engineering Center (TELEC)の認証を通過したことが分かった。
工事設計認証番号は001-A16530。
モバイルネットワークはNR (FR1, TDD) 4500(n79)/3500(n78) MHz, NR (FR2, TDD) 28000(n257) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/ 1500(B21)/800(B19) MHz, LTE (TDD) 3500(B42) MHzで認証を受けている。
Bluetoothや無線LANの周波数でも通過している。
無線LANは2.4GHz帯に加えて5GHz帯の利用も可能で、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応する。
F-51AはNTT DOCOMOよりarrows 5G F-51Aとして発表されている。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式はn78が3600~3800MHz、n79が4500~4900MHz、n257が27000~29500で認証を受けている。
n78ではNTT DOCOMOとKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)が割当を受けた周波数、n79はNTT DOCOMOに割当した周波数に加えてローカル5Gに割当する予定の周波数、n257はNTT DOCOMO、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone、SoftBank、Rakuten Mobile (楽天モバイル)が割当を受けた周波数やローカル5G向けの周波数に加えてローカル5Gに割当する予定の周波数にも対応することが分かる。
なお、NTT DOCOMOは2020年6月下旬以降にarrows 5G F-51Aを発売する予定である。
兵庫県加東市に所在する工場で製造するため、日本国内の工場で製造される最初の5Gに対応したスマートフォンとなるほか、FUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESにとっても最初の5Gに対応したスマートフォンとなる。
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