NTTドコモ向けSHARP製タブレットdtab d-41AがFCC通過
- 2020年06月28日
- docomo-SHARP
NTT DOCOMO向けと思われるSHARP製のLTE/W-CDMA端末「HRO00284」が2020年6月23日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。
FCC IDはAPYHRO00284。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 850(B5) MHz, W-CDMA 850(V) MHzで認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、2.4GHz帯に加えて5GHz帯の無線LANも利用できる。
HRO00284はd-41Aのメーカー型番と思われる。
FCCで公開された資料には製品種別がタブレットと記載されている。
また、FCCで認証を取得した国際ローミング用の周波数の傾向からNTT DOCOMO向けと考えられる。
そのため、NTT DOCOMO向けのd-41Aに該当することが有力である。
d-41AはNTT DOCOMOよりdtab d-41Aとして発表されている。
第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式に対応したタブレットで、OSにはAndroid 10を採用する。
チップセットはQualcomm Snapdragon 665 Mobile Platformを搭載し、CPUはオクタコアとなっている。
ディスプレイは約10.1インチWUXGA(1920*1200)液晶で、カメラはリアとフロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はLTE/W-CDMA方式に対応しており、NTT DOCOMOが提供するPREMIUM 4Gでは通信速度が下り最大400Mbps/上り最大75Mbpsとなる。
システムメモリの容量は4GBで、内蔵ストレージの容量は64GBである。
外部メモリの利用を可能としており、microSDカードスロットを搭載する。
電池パックの容量は6500mAhとなっている。
具体的な発売時期は決定しておらず、2020年夏に発売する予定であることが明らかにされている。
NTT DOCOMOが展開するdtabシリーズのタブレットとしては初めてSHARPが開発を担当した。
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