NTTドコモ向けスマホarrows 5G F-51AがGCF通過
- 2020年06月28日
- docomo-FUJITSU
NTT DOCOMO向けのFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIES (富士通コネクテッドテクノロジーズ:FCNT)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「F-51A」が2020年5月1日付けでGlobal Certification Forum (以下、GCF)の認証を通過した。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/1500(B21)/ 850(B5)/800(B19)/700(B12) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzで認証を受けている。
GCFでは認証を受けていないが、NR (FR1, TDD) 4500(n79)/3500(n78) MHz, NR (FR2, TDD) 28000(n257) MHzにも対応する。
GCFでは第5世代移動通信システム(5G)のNR方式の認証を実施していないため、F-51AはGCFの認証でNR方式の周波数では通過していない。
F-51AはNTT DOCOMOよりarrows 5G F-51Aとして発表されている。
ミリ波(mmWave)のn257にも対応した数少ないスマートフォンのひとつである。
NTT DOCOMOが提供するNR方式に準拠した5Gでは通信速度が下り最大4.1Gbps/上り最大480Mbpsに達する。
なお、2020年夏以降に提供するソフトウェアのアップデートを通じてミリ波にも対応する予定で、発売当初の5Gの通信速度は下り最大3.4Gbps/上り最大182Mbpsとなる。
第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式に関してはW-CDMA 800(VI/XIX) MHzに対応しておらず、NTT DOCOMOが提供するW-CDMA方式に準拠したFOMAには非対応となることが分かっている。
兵庫県加東市に所在する工場で製造される。
日本国内の工場で製造された最初の5Gに対応したスマートフォンとなり、FUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESにとっても最初の5Gに対応したスマートフォンである。
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