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ブラジルのClaroが7月14日に5Gサービスを商用化、DSSを実装



メキシコのAmerica Movilの子会社でブラジルの移動体通信事業者(MNO)であるClaroは第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式に準拠した5Gサービスを2020年7月14日に商用化することが分かった。

Claroは2020年7月14日より5Gサービスに対応した端末の販売を開始し、それと同時に5Gサービスの提供を開始する予定である。

5Gサービスに対応した端末としては米国のMotorola Mobility製のスマートフォンを用意しており、motorola edge (XT2063-3)の1機種を取り扱う。

Claroは2020年7月2日から2020年7月13日までmotorola edgeの事前注文を受け付け、2020年7月14日より正式に販売を開始する。

カラーバリエーションはSolar BlackとMidnight Redの2色展開で、価格は5,499ブラジルレアル(約110,000円)に設定されている。

なお、ブラジルではNR方式に対応したスマートフォンとしてmotorola edge+ (XT2061-3)も販売する予定であるが、motorola edge+では対応するNR Bandの問題からClaroの5Gサービスは利用できない。

ブラジルでは5G向け周波数の割当が実施されておらず、Claroは第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を運用する周波数でNR方式も導入する。

スウェーデンのEricssonよりダイナミックスペクトラムシェアリング(DSS)に対応した通信設備を調達しており、DSSを実装してLTE方式とNR方式で動的に周波数を共有する。

5Gサービスの商用化当初はリオデジャネイロ州リオデジャネイロ市およびサンパウロ州サンパウロ市の一部が5Gサービスの提供エリアとなる。

これまでに、ブラジルを含めて南米の国で5Gサービスを商用化した移動体通信事業者はなく、Claroは南米で最初に5Gサービスを商用化する移動体通信事業者になると思われる。

また、ブラジルは南米で最初に5Gを導入した国となる見込み。

Claro

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