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楽天モバイル、大阪市と神戸市で5G基地局の免許を取得



Rakuten (楽天)の完全子会社であるRakuten Mobile (楽天モバイル)は総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の近畿総合通信局より第5世代移動通信システム(5G)の無線局免許を取得したことが分かった。

総務省が運営する電波利用ホームページで公開された情報によると、Rakuten Mobileは2020年7月9日付けで近畿総合通信局管内において16局の5Gの無線局免許を取得した。

無線局の種別はすべて基地局で、周波数は8局がサブ6GHz帯の3.7GHz帯、8局がミリ波(mmWave)の28GHz帯となる。

送受信所は3.7GHz帯と28GHz帯いずれも大阪府大阪市北区が3局ずつ、大阪市中央区が2局ずつ、兵庫県神戸市兵庫区が3局ずつとなっている。

3.7GHz帯は中心周波数が3850MHzで帯域幅が100MHzであるため、3800~3900MHzで運用できる。

28GHz帯は中心周波数が27150MHzで帯域幅が100MHz幅であるため、27100~27200MHzで運用が可能である。

3.7GHz帯はRakuten Mobileが5G向けに割当を受けたすべての周波数範囲を使用するが、28GHz帯は5G向けに割当を受けた27000~27400MHzの400MHz幅のうち100MHz幅を使用する。

これまでに、Rakuten Mobileは東京都および北海道で5Gの無線局免許を取得しているが、近畿総合通信局管内では初めて5Gの無線局免許を取得したことになる。

基地局の詳細な設置場所は開示されていないが、Rakutenの完全子会社であるRakuten Vissel Kobe (楽天ヴィッセル神戸)が運営するサッカークラブであるヴィッセル神戸の本拠地で、同社が管理および運営を担う御崎公園球技場が神戸市兵庫区に所在しており、神戸市兵庫区では御崎公園球技場またはその周辺に5Gの基地局を設置する可能性がある。

Rakuten Mobileは2020年6月に5Gサービスを商用化する計画を示していたが、約3ヶ月の延期の見通しを発表しており、2020年9月頃に商用化する見込み。

5Gの通信方式はNR方式の導入が確定しており、NR Bandは3.7GHz帯がFR1のn77、28GHz帯がFR2のn257となる。

総務省 電波利用ホームページ

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