ミャンマーのTelenor Myanmarが2020年上半期の業績を発表

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ノルウェーのTelenorは2020年上半期の業績を発表した。

Telenorは業績の発表に伴い同社の完全子会社でミャンマー(ビルマ)の移動体通信事業者(MNO)であるTelenor Myanmarの2020年上半期の業績も明らかにしている。

Telenor Myanmarの2020年6月30日に終了した6ヶ月間となる2020年上半期の売上高は前年同期比37.5%増の38億200万ノルウェークローネ(約437億8,867万円)、EBITDAは前年同期比48.7%増の22億900万ノルウェークローネ(約254億4,165万円)、当期純利益は前年同期比109.5%増の7億7,500万ノルウェークローネ(約89億2,589万円)となった。

前年同期比で増収増益を達成したことになる。

ミャンマーではSIMカードの利用時に実名登録を義務化しており、それに伴いSIMカードの販売は減少傾向で、新規加入の成長率は鈍化した。

ただ、データ通信の需要の増大を受けて、堅調に業績を伸ばした。

売上高のうち移動体通信事業は前年同期比37.1%増の37億8,000万ノルウェークローネ(約435億3,529万円)で、全体の99.4%を移動体通信事業が占めている。

そのため、移動体通信事業はTelenor Myanmarにとって最大の事業であり、ほぼ唯一の主要事業でもある。

2020年第2四半期末時点の事業データも公開されている。

移動体通信サービスの加入件数は前年同期比18.7%増の2,351万6,000件となり、加入件数は増加傾向が続いた。

移動体通信サービスの加入件数のうちプリペイド回線は前年同期比18.7%増の2,346万2,000件であるため、プリペイド回線の比率は99.8%に達する。

ノルウェークローネ(NOK)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はポストペイド回線が9ノルウェークローネ(約104円)、プリペイド回線が27ノルウェークローネ(約311円)、総合が27ノルウェークローネとなっている。

Telenor