Xiaomiが自社工場でスマホを製造開始、まずは5Gスマホ
- 2020年07月22日
- Android関連
中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)は自社工場でスマートフォンの製造を開始したことが分かった。
Xiaomi Communications製の「M2007J1SC」が2020年7月13日付けおよび2020年7月14日付けで中国強制認証(China Compulsory Certification:CCCまたは3C)の認証を通過し、それに伴い製造工場が公表されている。
2020年7月13日付けで取得した認証では製造工場が中国のFIH Precision Electronics (Lang Fang) (富智康精密電子(廊坊))、2020年7月14日付けで取得した認証では製造工場がXiaomi Communicationsとなっている。
そのため、FIH Precision Electronics (Lang Fang)およびXiaomi Communicationsの工場で製造することが分かる。
FIH Precision Electronics (Lang Fang)に製造を委託するほか、Xiaomi Communicationsが自ら所有および運営する工場でも製造することが確定した。
なお、FIH Precision Electronics (Lang Fang)は台湾のHon Hai Precision Industry (鴻海精密工業)の子会社であるFIH Mobile (富智康集団)の完全子会社である。
これまで、Xiaomi Communicationsはスマートフォンの製造は外部の工場に委託してきたが、2019年12月には中国の首都・北京市でXiaomi Communicationsとしては初めての自社工場の建設が完了しており、その自社工場でM2007J1SCの一部を製造すると考えられる。
M2007J1SCは未発表端末の型番で、詳細な情報は不明であるが、製品種別は第5世代移動通信システム(5G)に対応した携帯電話を意味する5G数字移動電話機と記載されているため、5GのNR方式に対応したスマートフォンとなる見込み。
2019年12月以降の認証情報を確認すると、製造工場をXiaomi Communicationsとするスマートフォンは1機種も認証を取得していない。
したがって、Xiaomi Communicationsが中国で販売する商用のスマートフォンとしては、5Gに対応したスマートフォンを最初に自社工場で製造することになる。
Xiaomi Communicationsは自社工場の建設が完了前の段階で、主にフラッグシップのスマートフォンを自社工場で製造する方針を示しており、Xiaomi Communicationsが自社工場で製造するスマートフォンはフラッグシップとして展開するハイスペックなスマートフォンとなる可能性がある。
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