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NTT東日本、ブータンのBhutan Telecomと覚書締結



Nippon Telegraph and Telephone East Corporation (東日本電信電話:以下、NTT東日本)はブータンのBhutan Telecomと覚書を締結したと発表した。

NTT東日本とBhutan Telecomは情報通信技術(ICT)分野の技術交流や人材交流を通じた関係強化と事業の発展を目的とした協力の覚書を2020年7月27日に締結したという。

NTT東日本とBhutan Telecomの協力は2001年に開始しており、様々な分野でブータンを支援する国際協力機構(Japan International Cooperation Agency:JICA)の要請に基づき、加入者線路の整備拡充や技術改善の専門家をNTT東日本からBhutan Telecomに派遣したことから始まった。

また、2018年11月2日には国際協力機構のブータンにおける通信分野の災害対策強化に向けた国際協力プロジェクトの受託契約を締結し、2018年11月から2020年5月までBhutan Telecomに対して事業継続計画の策定と運用を支援することになり、実施工程の追加に伴い実施期間は2021年3月まで延長している。

NTT東日本は主に国際協力機構を通じてBhutan Telecomの事業を支援し、Bhutan Telecomと良好な関係を築き上げてきたという。

このような背景から、Bhutan TelecomよりNTT東日本に対してネットワークの運用保守技術や新サービス、ネットワークセキュリティに関する技術、人材育成として社員研修の受け入れなどの要請が行われ、協力の覚書を締結するに至った。

協力の範囲はネットワークの運用保守技術、ネットワークセキュリティ、クラウドサービスやセキュリティサービスなどの高付加価値サービスで、これらの業務のベンチマークおよびインターシップの受け入れをNTT東日本が行う。

Bhutan Telecomはブータン政府が所有するブータンのDruk Holding & Investmentsの完全子会社で、ブータンの国営企業である。

ブータン国内で移動体通信事業および固定通信事業を展開しており、加入件数を基準にブータンで最大の移動体通信事業者(MNO)となっている。

基地局は主にスウェーデンのEricssonより調達し、第2世代移動通信システム(2G)のGSM方式は900MHz帯、第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式は2.1GHz帯(Band I)および850MHz帯(Band V)、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式は1.8GHz帯(Band 3)を導入している。

NTT東日本

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