Kirin 990を搭載したHUAWEI MatePad 10.8を発表
- 2020年08月03日
- Android関連
中国のHuawei Technologies (華為技術)はLTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM端末「HUAWEI MatePad 10.8」を発表した。
HUAWEI MatePadシリーズのタブレットである。
全網通版とWiFi版を用意しており、型番は全網通版がSCMR-AL09、WiFi版がSCMR-W09である。
OSにはAndroid 10を採用し、独自ユーザインターフェースとしてEMUI 10.1を導入する。
チップセットは64bit対応のHUAWEI Kirin 990で、CPUはオクタコアとなっている。
ディスプレイは約10.8インチWQXGA(2560*1600)IPS液晶を搭載しており、画素密度は280ppiである。
カメラはリアに約1300万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式は全網通版がLTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4)/900(B8)/ 850(B5)/800(B18/B19/B20/B26)/ 700(B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/2300(B40)/ 2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V)/800(VI/XIX) MHz, CDMA2000 800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
WiFi版はモバイルネットワークに非対応となる。
Bluetooth 5.1および無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz)を利用できる。
システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量は64GB、128GB、256GBが用意されている。
外部メモリの利用を可能としており、microSDカードスロットを備える。
電池パックは内蔵式で、容量は7500mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cとなる。
カラーバリエーションは香檳金と銀鑚灰の2色展開である。
中国で販売することが決定しており、価格は全網通版の内蔵ストレージの容量が128GBのモデルが3,199人民元(約48,000円)、WiFi版の内蔵ストレージの容量が64GBのモデルが2,399人民元(約36,000円)、128GBのモデルが2,799人民元(約42,000円)、256GBのモデルが3,599人民元(約54,000円)に設定されている。
なお、WiFi版の256GBのモデルはHUAWEI M-Pencilとキーボードが標準セットに含まれており、ほかのモデルは別売の周辺機器は標準セットに含まれていない。
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