FCNT製のNTTドコモ向け4Gスマホと思われるFMP178-KARASHINAが技適通過
- 2020年08月23日
- docomo-FUJITSU
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。
NTT DOCOMO向けと思われるFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIES (富士通コネクテッドテクノロジーズ:FCNT)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「FMP178-KARASHINA」が2020年3月24日付けでTUV Rheinland Japanを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。
工事設計認証番号は005-102409。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/800(B19) MHz, W-CDMA 2100(I)/800(VI/XIX) MHzで認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過しており、無線LANは2.4GHz帯に加えて5GHz帯も対応する。
FMP178-KARASHINAは未発表端末のメーカー型番である。
工事設計認証で通過した周波数から、NTT DOCOMO向けのスマートフォンになる可能性が高いと予想できる。
なお、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式はいずれも900MHz帯に非対応であるため、SIMロックフリーのスマートフォンとなる可能性は考えにくい。
詳細なスペックは不明であるが、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式には非対応となる可能性が高く、スペックと価格を抑えたミッドレンジ以下の4Gのスマートフォンとして展開すると思われる。
FUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESは一部のスマートフォンを除いて基本的に日本国内の工場で製造することから、日本国内の工場で製造する見込み。
工事設計認証を通過した時期を考慮すると、2020年秋頃から2021年春頃の間に製品化する可能性が高いと推測している。
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