フランスのOrange、国際ローミングの対象事業者に楽天モバイルを追加
- 2020年08月22日
- Rakuten-総合
フランスの移動体通信事業者(MNO)であるOrangeは日本における国際ローミングの対象の移動体通信事業者にRakuten Mobile (楽天モバイル)を追加したことが分かった。
Orangeは公式ウェブサイトの国際ローミングのページを通じて国と地域別で国際ローミングの対象の移動体通信事業者および利用できる周波数を掲載しており、日本では新たにRakuten Mobileが追加されたことを確認できる。
Rakuten Mobileで利用できる周波数として3G (1700)と記載されているが、Orangeの公式ウェブサイトではRakuten Mobileに限らず利用できる周波数は誤りが多いため、利用できる周波数はあまり参考にしない方が無難と考えられる。
Rakuten Mobileは2020年4月8日に移動体通信事業者として携帯通信サービスを商用化した。
1.8GHz帯で第4世代移動通信システム(4G)のLTE (FDD)方式を導入しており、LTE BandはBand 3である。
したがって、日本における国際ローミングでRakuten Mobileのネットワークに接続する場合はBand 3を利用することになる。
Orangeの卸売部門であるInternational Carriersが移動体通信事業者およびフルMVNOとして展開する仮想移動体通信事業者(MVNO)に対して提供するマルチIMSI技術を活用した国際ローミングのソリューションのカバレッジとしてもOrangeのフランス向け公式ウェブサイトの国際ローミングのページを案内している。
そのため、OrangeのInternational Carriersが提供するソリューションを採用した移動体通信事業者またはフルMVNOとして展開する仮想移動体通信事業者でも日本における国際ローミングでRakuten Mobileを利用できる可能性がある。
なお、Rakuten MobileはOrangeのInternational Carriersが提供するソリューションを採用していることが分かっている。
マルチIMSI技術を活用しているため、国際ローミングで利用するとIMSIはRakuten MobileからOrangeのIMSIに切り替わる。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。