楽天モバイル向け5GスマホZTE ZR01がベンチマークに登場
- 2020年09月05日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)向けの中国のZTE (中興通訊)製のスマートフォン「ZTE ZR01」がベンチマークの測定結果に登場した。
Geekbench 5の測定結果にZTE ZR01が登場しており、ZTE ZR01のスペックの一部が判明している。
OSにはAndroid 10を採用する。
チップセットは米国のQualcommの完全子会社で同国のQualcom Technologies製で、CPUはオクタコアとなっている。
システムメモリの容量は6GBと思われる。
ZTE ZR01は未発表端末の型番である。
これまでに、複数の認証機関を通過しており、まずはBluetooth SIGの認証を通過したことで存在が判明した。
Bluetooth SIGの認証を通過した時点でRakuten Mobile向けの可能性が高いと推測できたが、Bureau Veritas Japanを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことも判明し、電波法に基づく工事設計認証では申請者がRakuten Mobileであるため、ZTE ZR01はRakuten Mobile向けで確定している。
ZTEではなくRakuten Mobileが申請者であることから、Rakuten Mobileが自社ブランドで展開するスマートフォンとなる可能性も考えられる。
電波法に基づく工事設計認証では第5世代移動通信システム(5G)のNR方式でも認証を受けており、高速な通信を実現できる5Gに対応することも分かっている。
NR Bandは少なくともサブ6GHz帯のFR1に対応しており、ミリ波(mmWve)のFR2には非対応となる可能性が高い。
ベンチマークや各種認証機関で判明した情報から、ZTE ZR01はRakuten Mobileが自社ブランドで展開するミッドレンジの5Gに対応したスマートフォンとなる可能性が高いと推測している。
Rakuten Mobileは2020年第2四半期の決算説明会において、5Gサービスは約3ヶ月の延期を経て2020年9月末に商用化する計画を公表しており、5Gサービスの商用化に合わせてZTE ZR01を商品化すると思われる。
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