Sony Mobileの未発表スマホがFCC通過、日本向けSony Xperia 5 IIか
- 2020年09月05日
- Android関連
Sony Mobile Communications製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「08372L」が2020年9月4日付けで米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。
FCC IDはPY7-08372L。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 2600(B7)/1700(B4)/ 850(B5)/700(B12/B13/B17) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFC、FMラジオの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。
08372Lは未発表端末のメーカー型番である。
無線LANはIEEE 802.11axにも対応するため、比較的ハイスペックなスマートフォンとなる可能性が高い。
Sony Mobile Communicationsは2020年9月17日にスマートフォンの新製品を発表する予定を案内しており、発表の時期からSony Xperia 5の後継となるSony Xperia 5 IIの発表が有力とされている。
そのため、08372LはSony Xperia 5 IIに該当すると思われる。
FCCでは米国で利用できる周波数で認証を受けており、米国で利用できるW-CDMA 1900(II)/1700(IV) MHzでは認証を受けていないため、W-CDMA 1900(II)/1700(IV) MHzには非対応と考えられる。
W-CDMA 1900(II)/1700(IV) MHzは国際版では基本的に対応するほか、SoftBank向けでは国際ローミング用で対応する場合が多いため、SoftBank向けや国際版ではないSony Xperia 5 IIとなる見込み。
NTT DOCOMO向けまたはauを展開するKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けの可能性が高いが、FCCで公開された情報から断定はできない。
なお、FCCではアンテナの種別としてモバイルネットワーク、Bluetooth、無線LAN、NFCはループアンテナ、FMラジオはイヤホンと記載されている。
FCCで認証を受けた時期から推測すると、2020年10月から2020年12月の間に発売される見込み。
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