沖縄セルラー電話、2021年3月期Q2の業績を発表
- 2020年10月25日
- KDDI-総合
KDDIの連結子会社で沖縄県の移動体通信事業者(MNO)であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)は2021年3月期(2020年度)第2四半期の業績を発表した。
2020年9月30日に終了した6ヶ月間となる2021年3月期第2四半期の連結売上高は前年同期比4.8%増の350億3,000万円、営業利益は前年同期比4.7%増の77億9,400万円、親会社の所有者に帰属する当期純利益は前年同期比5.7%増の54億5,500万円となった。
前年同期比で増収増益を達成したことが分かる。
業績の発表に伴い2020年9月30日時点の事業データも公表している。
携帯電話サービスの総契約数は前年同期比2.5%増の736,900件である。
携帯電話総販売数は前年同期比9.0%減の107,100台となった。
なお、携帯電話サービスの総契約数および携帯電話総販売数は百未満を四捨五入した数値となる。
携帯電話サービスの総契約数および携帯電話総販売数にはスマートフォンやフィーチャーフォンを含めた携帯電話のほかに、タブレット、データ通信専用端末、通信モジュールなども含まれることを留意しておきたい。
2021年3月期第2四半期における携帯電話サービスの総合ARPAは前年同期比1.9%増の7,126円となった。
総合ARPAのうちau通信ARPAは前年同期比1.2%増の6,644円、付加価値ARPAは前年同期比13.7%増の482円である。
ARPUは1回線当たりの月間売上高を意味するが、ARPAは同一名義でスマートフォンやタブレットなど複数の回線を利用する場合はそれらをまとめた1加入者当たりの月間売上高を意味する。
これまで、Okinawa Cellular Telephoneは沖縄県で移動体通信事業者としてauの携帯電話サービスを提供してきた。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式も導入しており、KDDIと同様にau 5Gとして展開している。
また、Okinawa Cellular Telephoneの完全子会社であるUQ mobile Okinawa (UQモバイル沖縄)は沖縄県で仮想移動体通信事業者(MVNO)としてUQ mobileの携帯電話サービスを提供してきたが、2020年10月1日を効力発生日としてOkinawa Cellular Telephoneを存続会社、UQ mobile Okinawaを消滅会社とする吸収合併方式でOkinawa Cellular TelephoneとUQ mobile Okinawaの合併を実施した。
そのため、沖縄県では2020年10月1日以降はOkinawa Cellular TelephoneがauおよびUQ mobileの携帯電話サービスを提供する。
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