ソニーが2020年度Q2の業績を発表、スマホの販売台数は約60万台
- 2020年10月28日
- Android関連
Sonyは2020年度(2021年3月期)第2四半期の連結業績を発表した。
2020年9月30日に終了した6ヶ月間となる2020年度第2四半期累計の連結売上高は前年同期比0.9%増の4兆824億500万円、営業利益は前年同期比7.1%増の5,461億5,900万円、株主に帰属する当期純利益は前年同期比103.8%増の6,928億8,500万円である。
業績の発表に伴い2020年度第2四半期のセグメント別の業績も公表している。
携帯端末関連事業を含めたエレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(EP&S)分野の外部顧客に対する2020年度第2四半期累計の売上高は前年同期比14.4%減の8,280億7,600万円、営業利益は前年同期比32.5%減の448億7,700万円となった。
なお、エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション分野はイメージング・プロダクツ&ソリューション(IP&S)事業、ホームエンタテインメント&サウンド(HE&S)事業、そしてモバイル・コミュニケーション(MC)分野の統合により誕生した。
エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション分野のうち携帯端末関連事業を行うモバイル・コミュニケーションカテゴリの外部顧客に対する2020年度第2四半期累計の売上高は前年同期比2.7%減の1,733億6,900万円、営業利益は前年同期比1,124.3%増の204億9,400万円である。
モバイル・コミュニケーションカテゴリにはスマートフォンをはじめとする携帯端末の製造や販売のほか、インターネット関連サービスに係る事業なども含まれており、主にSonyの完全子会社であるSony Mobile Communicationsおよびその子会社が事業を展開している。
業績の発表に合わせて2020年度第2四半期の事業データも発表しており、スマートフォンの販売台数が判明した。
2020年9月30日に終了した3ヶ月間となる2020年度第2四半期に限定したスマートフォンの販売台数は前期比25.0%減、前年同期比変動なしの約60万台で、2020年度第2四半期累計のスマートフォンの販売台数は前年同期比6.7%減の約140万台となった。
2019年度は通期では前年同期比50.8%減と大幅にスマートフォンの販売台数が減少したが、2020年度は前半の時点では減少幅が縮小傾向であることが分かる。
スマートフォンの新製品としては2020年度第1四半期から2020年度第2四半期には日本を含めたアジアや欧州をはじめとした世界各地でフラッグシップとして展開するハイエンドのSony Xperia 1 IIおよびミッドレンジのSony Xperia 10 IIを発売し、欧州ではエントリークラスのSony Xperia L4も販売している。
また、2020年度第3四半期には日本を含めたアジアおよび欧州など世界各地でSony Xperia 5 IIも順次発売しており、Sony Xperia 5 IIを販売する国と地域は順次拡大する計画である。
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