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サムスン電子が2020年Q3の業績を発表



韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)は2020年第3四半期の業績を発表した。

2020年9月30日に終了した3ヶ月間となる2020年第3四半期の連結売上高は前年同期比8.0%増の66兆9,600億韓国ウォン(約6兆1,752億円)、当期純利益は前年同期比48.8%増の9兆3,600億韓国ウォン(約8,630億円)となった。

業績の発表に伴い事業部門別の業績も公開している。

スマートフォンをはじめとする携帯端末事業および無線装置をはじめとする基地局事業を担当するIT&Mobile Communications (IM)部門の2020年第3四半期の業績も判明した。

なお、Samsung Electronicsの業績報告ではIT&Mobile Communications部門のうち携帯端末事業は無線事業、基地局事業はネットワーク事業として分類されている。

IT&Mobile Communications部門の売上高は前年同期比4.2%減の30兆4,900億韓国ウォン(約2兆8,113億円)、このうち無線事業は前年同期比6.1%増の29兆8,100億韓国ウォン(約2兆7,486億円)となった。

無線事業はIT&Mobile Communications部門のうち97.8%とほとんどを占めており、ネットワーク事業は依然として規模が小さい状況にとどまる。

また、IT&Mobile Communications部門はSamsung Electronicsの全体の45.5%を占めるため、無線事業は全体の44.5%、ネットワーク事業は全体の1.0%となる。

Samsung Electronicsの業績報告における部門区分を基準とすると、2020年第3四半期はIT&Mobile Communications部門がSamsung Electronicsにとって最も規模が大きい事業部門と言える。

ただ、2020年第2四半期はメモリなどの半導体事業およびディスプレイパネル事業を含むDevice Solutions (DS)部門が最も規模が大きく、この2事業部門は同等の規模を有する。

IT&Mobile Communications部門の営業利益は前年同期比52.4%増の4兆4,500億韓国ウォン(約4,103億円)である。

無線事業は好調でSamsung Galaxy Note20、Samsung Galaxy Note20 Ultra、Samsung Galaxy Z Fold2などフラッグシップのスマートフォンをはじめとする新製品の発売に伴い、スマートフォンの販売台数が大幅に増加したと説明している。

2020年第3四半期はスマートフォンの販売台数が増加したが、2020年第4四半期はスマートフォンの販売台数の減少を見込んでいる。

2021年の展望にも言及しており、第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンや折り畳めるフォルダブルディスプレイを搭載したフォルダブルスマートフォンのラインナップの拡大を推進する計画という。

ネットワーク事業では韓国で5Gの無線機の供給を拡大するとともに、日本や北米をはじめとして世界各地で事業規模を拡大する方針である。

Samsung

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