マカオにおける2020年11月の携帯電話加入件数が判明
- 2020年12月31日
- 海外携帯電話
マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を管轄する郵電局(Direccao dos Servicos de Correios e Telecomunicacoes)はマカオ特別行政区における2020年11月末時点の電気通信分野の統計資料を発表した。
マカオ特別行政区における2020年11月末時点の携帯電話サービスの加入件数が判明している。
携帯電話サービスの加入件数の総数は前月末の1,654,320件から減少して1,644,820件となった。
マカオ特別行政区の人口は2020年9月末時点の情報が判明しており、約682,800人であることが分かっている。
そのため、おおよその携帯電話の人口普及率は単純計算で約240.89%となる。
加入件数は契約種別の内訳も公表されている。
第3世代移動通信システム(3G)のポストペイド回線は33,213件、3Gのプリペイド回線は15,174件、LTEのポストペイド回線は797,607件、LTEのプリペイド回線は798,826件となった。
3GはW-CDMA方式またはCDMA2000方式、LTEはLTE方式を利用できる回線である。
統計資料ではLTE方式を利用できる回線を第4世代移動通信システム(4G)ではなくLTEと表記しているため、統計資料の表記を採用した。
携帯電話サービスの加入件数の総数のうち支払方式別ではポストペイド回線が830,820件で約50.51%、プリペイド回線が814,000件で約49.49%、通信方式別では3Gが48,387件で約2.94%、LTEが1,596,433件で約97.06%となった。
マカオ特別行政区では観光客を対象にプリペイド回線を積極的に販売してきたが、昨今の国際的な渡航制限を受けてポストペイド回線の比率が上昇している。
また、高速な通信を利用できるLTEの普及が進んでおり、3Gは3%未満まで減少した。
マカオ特別行政区の移動体通信事業者(MNO)としてはCompanhia de Telecomunicacoes de Macau (澳門電訊:CTM)、Hutchison – Telefone (Macau) (和記電話(澳門))、SmarTone – Comunicacoes Moveis (數碼通流動通訊(澳門))、China Telecom (Macau) (中國電信(澳門))の4社が存在する。
郵電局の統計資料は4社の移動体通信事業者すべてが集計の対象となっている。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。