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中国聯通が5Gに対応したオリジナルスマホ2機種を準備中



中国のUnicom Vsens Telecommunications (聯通華盛通信)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「VP001」および「VP002」が2021年1月5日付けで中国強制認証(China Compulsory Certification:CCCまたは3C)を通過した。

いずれも機器名称は5G数字移動電話機と記載されており、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応した携帯電話となることが分かる。

また、製造者はともにDBG Technology (恵州光弘科技)と記載されているため、DBG Technologyが中国の広東省恵州市で保有する工場で製造を行うと考えられる。

VP001およびVP002は未発表端末の型番である。

詳細な仕様は不明であるが、5Gに対応したスマートフォンとなる見込み。

申請者のUnicom Vsens Telecommunicationsは中国の移動体通信事業者(MNO)でChina Unicom (中国聯通)として事業を行うChina United Network Communications (中国聯合網絡通信)の完全子会社で、主にChina United Network Communicationsの端末事業を担当している。

そのため、実質的にChina United Network Communicationsが自ら開発を進めるオリジナルのスマートフォンと言える。

China Unicomのブランドで展開し、中国全土のChina United Network Communicationsの取扱店を通じて販売すると思われる。

これまでに、China United Network CommunicationsはUnicom Vsens Telecommunicationsを通じて据置型無線LANルータをはじめとした5Gに対応したオリジナルのデータ通信専用端末を発売してきたが、新たに5Gに対応したオリジナルのスマートフォンも準備していると推測できる。

なお、中国の移動体通信事業者ではChina Mobile (中国移動)として展開するChina Mobile Communications Group (中国移動通信集団)が子会社で中国のChina Mobile Group Device Company (中国移動通信集団終端)を通じて、China Telecom (中国電信)が完全子会社で中国のTianyi Telecom Terminals (天翼電信終端)を通じて5Gに対応したオリジナルのスマートフォンを展開している。

そのため、既存の中国の移動体通信事業者は全社が5Gに対応したオリジナルのスマートフォンを用意することになる。

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