iPhone 12シリーズの5G対応事業者を追加、世界の約8割の5G網で動作
- 2021年01月10日
- Apple関連
米国のAppleはスマートフォン「iPhone 12」、「iPhone 12 mini」、「iPhone 12 Pro」、「iPhone 12 Pro Max」で第5世代移動通信システム(5G)を利用できる通信事業者の情報を更新した。
Appleは公式ウェブサイトを通じてiPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxで5Gを利用できる移動体通信事業者(MNO)および仮想移動体通信事業者(MVNO)を含めた通信事業者を公表している。
5Gを利用できる通信事業者は数度にわたり追加しており、2020年12月以降は移動体通信事業者に限定すると2020年12月18日付けでイスラエルのPelephone Communications、Partner Communications、HOT Mobile、2020年12月30日付けでフィリピンのSmart CommunicationsおよびGlobe Telecom、フランスのOrange、Bouygues Telecom、SOCIETE FRANCAISE DU RADIOTELEPHONE – SFR、Free Mobile、ルクセンブルクのOrange Communications Luxembourg、南アフリカのMobile Telephone Networks (MTN)を追加したことが確認できる。
2020年12月に追加した移動体通信事業者はいずれも5Gの無線方式としてNR方式を導入しており、NR BandはOrangeおよびBouygues Telecomがn1とn78、Free MobileおよびOrange Communications Luxembourgがn28とn78、Mobile Telephone Networksがn1、n3、n28、n78となり、ほかの移動体通信事業者はすべてn78である。
なお、Mobile Telephone Networksはアフリカの国の移動体通信事業者としては初めて5Gを利用できる移動体通信事業者として掲載された。
5Gを利用できる移動体通信事業者は2020年10月13日に公開した当初は93社が掲載されていたが、2020年11月に18社、そして2020年12月に11社を追加したため、合計で122社の移動体通信事業者で5Gを利用できることになる。
ただ、Appleが掲載した5Gを利用できる移動体通信事業者には5Gを商用化していない移動体通信事業者も含まれており、その場合は5Gを商用化すればすぐに5Gの利用が可能となる見込み。
これまでに、世界では140社の移動体通信事業者が5Gを商用化しており、様々な事情で5Gの提供を終了した2社を除いた138社が5Gの提供を継続している。
138社のうちiPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxでは108社で5Gの動作が確認されている。
そのため、世界で5Gを商用化した移動体通信事業者のうちiPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxで5Gを利用できる移動体通信事業者は約78.3%に達する。
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