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Samsung Galaxy S21シリーズ、一部機種の5G対応バンドが判明



韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)はスマートフォン「Samsung Galaxy S21」、「Samsung Galaxy S21+」、「Samsung Galaxy S21 Ultra」をグローバル向けに発表した。

Samsung Galaxy S21シリーズのスマートフォンはSamsung Electronicsが2021年上半期のフラッグシップとしてグローバルで展開するスマートフォンで、国や地域によって通信方式および対応周波数が異なる。

一部の国と地域ではSamsung ElectronicsまたはSamsung Electronicsの現地法人、もしくはSamsung Galaxy S21シリーズのスマートフォンを正規に取り扱う通信事業者が公式に仕様を公表しており、一部機種の通信方式および対応周波数が判明している。

第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式の周波数であるNR Bandに限定して、公式に確認できた対応周波数を取りまとめた。

Samsung Galaxy S20シリーズから同一の型番でも対応周波数が異なる場合が確認できているため、型番ごとではなく対応周波数を確認できた国と地域ごとに記載する。

特に注釈がない限り、Samsung Galaxy S21、Samsung Galaxy S21+、Samsung Galaxy S21 Ultraいずれも対応周波数は共通である。

韓国版(2100)
FR1/TDD n78 *1, n77/n78 *2

香港版(888)
FR1/FDD n1/n5, TDD n41/n78/n79

豪州版(2100)
FR1/FDD n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28, TDD n40/n41/n77/n78

タイ版/英国版/フランス版(2100)
FR1/FDD n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n66, TDD n38/n40/n41/n77/n78

米国版(888)
FR1/FDD n2/n5/n12/n25/n30/n66/n71, TDD n41/n48/n77/n78, FR2/TDD n260/n261

*1 Samsung Galaxy S21およびSamsung Galaxy S21+
*2 Samsung Galaxy S21 Ultra

括弧内はチップセットを意味しており、2100はSamsung Electronics製のSamsung Exynos 2100を搭載し、888は米国のQualcomm Technologies製のQualcomm Snapdragon 888 5G Mobile Platformを搭載する。

これまでに公式に確認できた情報を基準にすると、米国版以外はミリ波(mmWave)のFR2には対応しておらず、サブ6GHz帯のFR1を利用できる。

先代機種のSamsung Galaxy S20シリーズのスマートフォンでは一部の機種を除いてミリ波は日本版と米国版に限定して対応したが、Samsung Galaxy S21シリーズのスマートフォンでもミリ波の対応は限定的となる見込み。

UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)の組み合わせを考慮する必要があるほか、国と地域または通信事業者を判別してUECapabilityInformationにNR Bandを載せない場合があるため、端末側と通信事業者側のNR Bandが一致しても利用できない場合が少なくないことは留意しておきたい。

グローバルでは2021年1月29日よりSamsung Galaxy S21シリーズのスマートフォンを順次発売することが決まっている。

日本における発売に関しては発表されていないが、例年通りであれば2021年春頃から夏頃に通信事業者を通じて発売すると思われる。

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