中国電信がオリジナルの新型スマホを準備中、Tianyi Twoか
- 2021年01月19日
- Android関連
中国のTianyi Telecom Terminals (天翼電信終端)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「TYH601M」が2021年1月18日付けでBluetooth SIGの認証を通過した。
Bluetoothモジュールのバージョンは5.0。
TYH601Mは未発表端末の型番である。
Bluetooth SIGの認証ページでは製品の説明としてスマートフォンと記載されている。
スマートフォンとなることは確実であるが、その他の詳細は不明となっている。
ただ、Referenced Qualified Designの項目には台湾のMediaTek (聯発科技)が開発したチップセットのBluetoothモジュールが記載されているため、MediaTek製のチップセットを採用すると思われる。
申請者のTianyi Telecom Terminalsは中国の移動体通信事業者(MNO)であるChina Telecom (中国電信)の完全子会社で、携帯端末の小売事業をはじめとするChina Telecomの携帯端末に関連した事業を担当している。
そのため、Tianyi Telecom Terminalsが開発を行うTYH601Mは実質的にChina Telecomのオリジナルのスマートフォンと考えられる。
中国でChina Telecomの取扱店を通じて販売する見込みである。
これまでに、China TelecomはオリジナルのスマートフォンとしてTianyi Telecom Terminalsを通じて開発したTianyi One (天翼1号)を中国で発売した。
Tianyi OneはChina Telecomが保有するTianyi (天翼)のブランドを使用したオリジナルのスマートフォンで、高速な通信を実現する第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を利用できる。
TYH601Mは型番から判断してTianyi Oneとは異なる機種であるため、China Telecomがオリジナルのスマートフォンの新機種を準備していることは確実で、Tianyi Two (天翼2号)として発表される可能性もある。
なお、China Telecomは製造機能を保有しておらず、Tianyi Oneの製造は中国のQingdao Hisense Electric Holdings (青島海信電子産業控股)が受託し、完全子会社を通じて山東省青島市に所在する工場で製造した。
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