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韓国のKT Corporation、5G NRのSA構成による試験サービスを開始



韓国の移動体通信事業者(MNO)であるKT CorporationはNR方式のスタンドアローン(SA)構成に準拠した試験サービスを2021年1月27日に開始したと発表した。

KT Corporationは2019年4月5日より一般向けに第5世代移動通信システム(5G)を商用化したが、当初よりNR方式の無線アクセスネットワーク(RAN)構成はノンスタンドアローン(NSA)構成で運用してきた。

SA構成を導入するためにKT Corporationは2020年より商用環境で試験を重ねており、ネットワーク機能試験や品質の検証を実施し、移動時でも信頼性の高いサービスを提供できるよう開発を進めてきたという。

なお、NR方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定された無線方式で、RAN構成は単独で動作するSA構成と第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するNSA構成が標準化されている。

NSA構成で主流のOption 3では4G向けコアネットワークのEPCに収容し、制御信号をアンカーバンドとして機能するLTE方式、データ信号をNR方式で扱う。

SA構成で主流となる見込みのOption 2では5G向けコアネットワークに収容し、制御信号とデータ信号いずれもNR方式で扱うため、NSA構成で広い帯域幅を利用時に実現できる超高速通信に加えて低遅延などの実現も期待される。

また、音声通話はNSA構成ではLTE方式で行うVoLTE (Voice over LTE)を利用するが、SA構成ではNR方式で行うVoNR (Voice over NR)またはVoLTEに切り替えるEPSフォールバック(Evolved Packet System Fallback)のいずれかで音声通話を実現する。

KT CorporationはSA構成の導入当初にはEPSフォールバックで音声通話を提供する方向で開発を進めてきた。

安定した音声通話とデータ通信の確保が必須と認識しており、EPSフォールバックにKT Corporationが独自で開発した特許技術を適用して安定した音声通話を提供するという。

SA構成に準拠した試験サービスはSA構成を商用化する前に品質を確認する最後の工程と説明しており、KT Corporationの社員が参加して韓国の首都・ソウル特別市に所在するKT Corporationの光化門社屋をはじめとしたKT Corporationの主要な社屋や主要都市で実施する。

品質の確認などが正常に完了すれば、SA構成を商用化して一般向けに提供する計画である。

なお、KT CorporationにはNTT DOCOMOが資本参加しており、NTT DOCOMOによる持分比率は5.8%となっている。

KT Corporation

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