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韓国のLG Uplusが2020年通期の業績を発表



韓国の移動体通信事業者(MNO)でLG U+として事業を行うLG Uplusは2020年通期の業績を発表した。

2020年12月31日に終了した12ヶ月間となる2020年通期の連結売上高は前年同期比8.4%増の13兆4,176億韓国ウォン(約1兆2,646億9,957万円)、EBITDAは前年同期比18.5%増の3兆2,508億韓国ウォン(約3,064億989万円)、EBITDAマージンは前年同期比2.1ポイント増の24.2%、当期純利益は前年同期比8.9%増の4,781億韓国ウォン(約450億6,416万円)となった。

業績の発表に伴い分野および事業別の業績も公表している。

携帯通信分野における無線事業の売上高は前年同期比5.4%増の5兆8,130億韓国ウォン(約5,482億4,095万円)で、全体の43.3%を携帯通信分野および無線事業が占めた。

なお、LG Uplusの業績報告における分野区分は携帯通信分野、スマートホームおよび電話分野、企業インフラストラクチャ分野に分類されており、携帯通信分野は無線事業のひとつの事業で構成されている。

LG Uplusにとって最大の分野が携帯通信分野で、最大の事業が無線事業となっている。

無線事業は韓国において移動体通信事業者として展開する携帯通信サービスおよびそれに関連する事業が中心となる。

また、2020年12月31日時点の事業データも公表した。

携帯通信サービスの加入件数は前年同期比9.2%増の1,665万2,000件となった。

携帯通信サービスの加入件数のうち契約種別ごとの内訳も判明している。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式および第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を利用できる5G契約の加入件数は前年同期比136.6%増の275万6,000件で、LTE方式を利用できるLTE契約の加入件数は前年同期比0.1%増の1,353万3,000件である。

5G契約とLTE契約はそれぞれ全体の16.6%と81.3%を占めることが分かる。

2020年12月31日に終了した3ヶ月間となる2020年第4四半期の韓国ウォン(KRW)ベースのARPUは前年同期比0.9%増の30,926韓国ウォン(約2,916円)、LG Uplusの回線を利用した仮想移動体通信事業者(MVNO)を含めたARPUは前年同期比2.1%減の28,815韓国ウォン(約2,716円)となった。

2020年はオンラインを通じた展開に取り組み、2021年第1四半期にはオンラインに特化した料金プランも発表した。

2021年にはスマート工場など企業向けに5Gの導入や活用を促進する方針を示している。

なお、LG UplusはLG Groupの企業で、LG Groupの中心企業である韓国のLG Corp.が筆頭株主である。

LG Uplusに対するLG Corp.の持分比率は30.6%となっている。

LG Uplus

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