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楽天モバイル、MNOサービスの申込数が250万件に



Rakuten (楽天)の完全子会社であるRakuten Mobile (楽天モバイル)は移動体通信事業者(MNO)として展開する携帯通信サービスの申し込み数が250万件に達したことが分かった。

Rakutenは2021年2月12日に2020年度通期および2020年度第4四半期の決算説明会を開催し、Rakuten Mobileの事業に関する説明も行われた。

Rakuten Mobileが移動体通信事業者として展開する携帯通信サービスでは料金プランとしてRakuten UN-LIMIT Vを提供しており、2021年2月8日時点で申し込み数が累計で250万件に達したという。

これまでより、RakutenおよびRakuten Mobileは決算説明会や発表会などで申し込み数を公表しており、商用化した2020年4月時点で2万件、2020年6月時点で100万件、2020年9月時点で143万件、2020年11月時点で179万件、2020年12月時点で201万件に達したことが判明していた。

なお、100万件は2020年6月30日、200万件は2020年12月30日に突破した。

Rakuten UN-LIMIT Vは月額料金が3,278円に設定されているが、300万人を対象として初めての申し込みに限り月額料金が1年間にわたり無料となるキャンペーンを実施している。

公表されている申し込み数には2回線目以降の申し込みも含まれると思われるが、無料枠の残りは50万人前後と推測できる。

また、顧客獲得ペースが加速していることも公表しており、新たな料金プランとして2021年4月1日より提供を開始するRakuten UN-LIMIT VIの発表に伴い申し込みが加速した模様である。

Rakuten UN-LIMIT VIの月額料金はデータ通信量に応じた段階制で、1回線目の場合は1GB以下で無料、1GBを超え3GB以下で1,078円、3GBを超え20GB以下で2,178円、20GBを超過後は3,278円、2回線目から5回線目は3GB以下で1,078円、3GBを超え20GB以下で2,178円、20GBを超過後は3,278円となる。

表記の金額はすべて税込で、Rakuten Mobileがローミング協定を締結したKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)が基地局を開設して整備したパートナー回線エリアではデータ通信量が5GBを超過すると当月末まで通信速度が最大1Mbpsとなることには変わりない。

新たな料金プランではデータ通信量が20GBを超えない場合は従来より大幅に安く利用できるほか、2021年3月31日までにRakuten UN-LIMIT Vに加入した場合は2021年4月1日より自動でRakuten UN-LIMIT VIにアップグレードし、初めての申し込みに限り月額料金が1年間にわたり無料となるキャンペーンも引き続き適用できる。

ほかにも楽天回線エリアの拡大を日本全国で進めており、一連の状況から申し込み数が加速したと考えられる。

楽天回線エリアはRakuten Mobileが自ら基地局を開設して整備したエリアとなり、2021年1月末時点で第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式の人口カバー率は74.9%に達したという。

2021年夏には人口カバー率を96%に拡大する計画も示している。

その他の料金プランおよびエリアの詳細はRakuten Mobileの公式ウェブサイトで確認できる。

Rakuten Mobile

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