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ソフトバンクが間もなくミリ波5G対応スマホを発売か、クアルコムが示唆



SoftBankは間もなくミリ波の第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンを発売する可能性が浮上した。

米国のQualcommの完全子会社で同国のQualcomm Technologiesは報道発表資料で同社が開発したQualcomm Snapdragon 5G Mobile PlatformおよびQualcomm Snapdragon 5G Modem-RF Systemに基づく端末を用いて、SoftBankが日本でミリ波の周波数を使用した5Gの提供を開始したことを紹介している。

ミリ波の5Gの導入に伴い日本の顧客は数Gbpsに達する高速通信を楽しめると付け加えている。

SoftBankはミリ波の5Gの導入に伴い最初の対応機種として中国のZTE (中興通訊)製のモバイル無線LANルータであるPocket WiFi 5G A004ZTを発売した。

Pocket WiFi 5G A004ZTはQualcomm Technologies製のチップセットおよび通信モデムを採用したことが分かる。

また、Qualcomm TechnologiesによるとSoftBankが初期に展開するミリ波の5Gに対応したすべての携帯端末は間もなく発表されるスマートフォンを含めてQualcomm Technologiesの5Gミリ波製品を搭載する予定と紹介している。

Qualcomm Technologiesの5Gミリ波製品はミリ波の5Gに対応したQualcomm Snapdragon 5G Mobile Platformとして展開するチップセットおよびQualcomm Snapdragon 5G Modem-RF Systemとして展開する通信モデムを意味する。

SoftBankからは公式に発表されておらず、具体的な発売時期なども不明であるが、SoftBankが間もなくQualcomm Technologies製のチップセットおよび通信モデムを採用してミリ波の5Gに対応させたスマートフォンを発売することをQualcomm Technologiesが示唆した。

ミリ波の5Gを商用化することでSoftBankの5Gネットワークを大幅に強化し、さらに多くのミリ波の5Gに対応した携帯端末を発売する予定という。

SoftBankは2021年3月19日にミリ波の5Gを商用化しており、周波数と帯域幅は28GHz帯の400MHz幅を使用している。

28GHz帯は1搬送波あたり100MHz幅で運用し、キャリアアグリゲーション(CA)を高度化した4コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(4CC CA)を適用して400MHz幅で運用する。

5Gの無線方式はNR方式を導入しており、NR BandはFR2のn257である。

Pocket WiFi 5G A004ZTではn257を使用すると通信速度が下り最大3.0Gbps/上り最大298Mbpsとなる。

なお、下り最大3.0Gbpsは千葉県柏市増尾の一部、上り最大298Mbpsは広島県広島市中区、福岡県福岡市博多区、中央区、南区の一部で提供している。

Qualcomm

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