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富士通製の5G基地局がFCC通過、米国のDISHに納入へ



FUJITSU (富士通)製のNR基地局「DB 5G RU」および「TB 5G RU」が2021年3月23日付けで米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。

FCC IDはそれぞれCFD5GRUDBおよびCFD5GRUTB。

モバイルネットワークは前者がNR (FR1, FDD) 1700(n66/n70) MHzのデュアルバンド、後者がNR (FR1, FDD) 800(n26)/600(n71) MHzおよびNR (FR1, SDL) 700(n29) MHzのトライバンドで認証を受けている。

いずれも第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応した基地局を構成するアンテナ分離型の無線装置である。

周波数範囲はn66が2110~2200MHz、n70が1995~2020MHz、n26が862~869MHz、n71が617~652MHz、n29が717~728MHzでFCCの認証を通過した。

すべての周波数で256QAMに対応しており、n26およびn71はIoT向けに仕様を策定したNB-IoTにも対応する。

なお、n66およびn70はAWSと呼ばれる周波数で、上りは1.7GHz帯を使用するが、下りは2.1GHz帯を使用するため、下りの周波数で認証を受ける基地局は2.1GHz帯で認証を取得している。

FCCでは申請者がFUJITSUの完全子会社で米国のFujitsu Network Communications (富士通ネットワークコミュニケーションズ)となるが、FCCで公開されたラベルを参照すると、製造者はFUJITSUとなっている。

また、Made in Japanの表記も確認できるため、FUJITSUが日本国内で製造することが分かる。

移動機の場合は国際ローミングを考慮して米国以外で販売する場合でもFCCの認証を通過するが、基地局の場合は原則として米国で販売する場合に限りFCCの認証を通過する。

そのため、FUJITSUが米国向けに開発した基地局となる。

米国では移動体通信事業者(MNO)として新規参入するDISH Network Corporationが5Gに対応した無線装置のメインのベンダとしてFUJITSUを選定した。

FCCで認証を受けた周波数はDISH Network Corporationが使用する予定の周波数と一致するため、いずれの無線装置もDISH Network Corporation向けと考えられる。

FUJITSUは日本国内でNTT DOCOMOやローカル5G向けに5Gの無線装置を供給しており、KDDIにも5Gの無線装置を供給することが決定しているが、米国では5Gの無線装置を供給した実績がない。

DISH Network Corporationによる採用に伴い米国では初めて5Gの無線装置を供給することになる。


FCC

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