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サムスン電子、KDDIに700MHz帯の5G通信設備を供給



韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)はKDDIに対して700MHz帯の周波数に対応した第5世代移動通信システム(5G)の通信設備を供給すると発表した。

Samsung ElectronicsはKDDIに対して700MHz帯の5Gに対応した無線装置、次世代の屋外および屋内向けベースバンドユニットを含めた高度な5Gソリューションを供給するという。

KDDIは5Gの展開で700MHz帯の使用を開始することで、屋内および屋外ともに5Gの提供エリアを大幅に強化できると付け加えている。

Samsung Electronicsが700MHz帯の5Gに対応した無線装置をKDDIに納入する計画は電波法に基づく工事設計認証を通じてすでに判明していたが、Samsung Electronicsが公式に発表したことになる。

これまでに、KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)は2021年春より700MHz帯の5Gの提供を開始する計画を正式に発表している。

2022年3月には700MHz帯の5Gの人口カバー率を90%とする計画である。

700MHz帯は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式向けに割当を受けた周波数であるため、当初よりLTE方式を運用してきたが、新たに5GのNR方式を導入することになる。

BandはLTE方式ではBand 28、NR方式ではFR1のn28に該当する。

帯域幅が10MHz幅*2と狭いため、NR方式でも通信速度はLTE方式と同等にとどまる。

ただ、n28はFDDの周波数であるため、スタンドアローン(SA)構成を導入後に5Gの要求条件のひとつである低遅延の実現も期待できる。

これまで、NR方式は4G向けコアネットワークのEPCを使用し、LTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成のOption 3で運用している。

Option 3では5G向けに割当を受けた広い帯域幅の周波数を使用して高速通信を実現できるが、低遅延などの実現は難しい。

将来的に5G向けコアネットワークの5GCを導入し、NR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)構成のOption 2の運用を開始後は低遅延などの実現も可能となる。

5Gの要求条件は高速通信に限らず、低遅延など複数の要求条件を実現するが、複数の要求条件を同時に実現するわけではない。

KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneが5G向けに割当を受けた周波数はTDDとなり、TDDでも低遅延を実現する方法が存在しないわけではないが、低遅延の実現にはFDDの周波数の方が適している。

そのため、FDDの周波数であるn28の運用を開始することで、SA構成を導入後に産業用途など5Gの活用の幅が広がると期待できる。

なお、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneが発売した5Gに対応した端末は一部の機種を除いてソフトウェアのアップデートを通じてn28に対応する予定である。

Samsung

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