au向けスマホ2機種にOSバージョンアップ、ZTE a1 ZTG01は5G周波数を追加
- 2021年04月06日
- KDDI-SHARP, KDDI-ZTE
KDDIはSHARP製のスマートフォン「AQUOS R3 SHV44」および中国のZTE (中興通訊)製のスマートフォン「ZTE a1 ZTG01」にOSのバージョンアップを提供すると案内した。
AQUOS R3 SHV44に対しては2021年4月6日の10時、ZTE a1 ZTG01に対しては2021年4月6日の15時よりOSのバージョンアップの提供を開始する。
いずれもOSのバージョンアップを適用するとOSのバージョンはAndroid 11となる。
詳細な更新内容はauの公式ウェブサイトに掲載している。
OSのバージョンアップは端末単体で適用することができる。
目安の所要時間はいずれも無線LANを利用する場合が約25分、モバイルネットワークを利用する場合が約20分と案内しているが、実際の所要時間は通信速度など利用環境に応じて異なる。
アップデートファイルの容量はAQUOS R3 SHV44が約1.9GB、ZTE a1 ZTG01が約1.4GBとなっている。
OSのバージョンアップを適用する場合は40%以上の電池残量を確保し、本体メモリにはAQUOS R3 SHV44が約1.9GB以上、ZTE a1 ZTG01が約1.4GB以上の空き容量を確保する必要がある。
大切なデータは事前にバックアップを行い、電波が強く安定した状態で移動せずにOSのバージョンアップを適用するよう求めている。
OSのバージョンアップを適用すると初期化または削除される項目が存在するため、事前にauの公式ウェブサイトで十分に詳細な更新内容を確認することを推奨したい。
また、AQUOS R3 SHV44の場合は事前にソフトウェアバージョンが02.00.11のソフトウェア、ZTE a1 ZTG01の場合は事前にソフトウェアバージョンが3.2.2_Uのソフトウェアにアップデートを実施しておく必要があることを留意しておきたい。
正常にバージョンアップが完了すれば、ソフトウェアのビルド番号はAQUOS R3 SHV44が03.00.02、ZTE a1 ZTG01が4.10.0_Uとなる。
ZTE a1 ZTG01は更新内容に第5世代移動通信システム(5G)の提供エリアの拡大も含まれており、新たに3.5GHz帯および4.0GHz帯の5Gにも対応する。
発売当初は3.7GHz帯の5Gに対応していたが、OSバージョンアップを適用後は3.7GHz帯に加えて3.5GHz帯および4.0GHz帯を使用した5Gの提供エリアでも5Gを利用できる。
5Gの無線方式はNR方式に対応しており、NR Bandは3.5GHz帯および3.7GHz帯がFR1のn78、4.0GHz帯がFR1のn77である。
なお、OSのバージョンアップはAQUOS R3 SHV44が2度目で、ZTE a1 ZTG01が初めてとなる。
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