ソフトバンク向けスマホOPPO Reno3 5G (A001OP)、5Gエリア拡大に対応
- 2021年04月24日
- SoftBank-OPPO
SoftBankは中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)製のスマートフォン「OPPO Reno3 5G (A001OP)」に対してOSのバージョンアップの提供を開始したと案内を掲載した。
OPPO Reno3 5G (A001OP)に対しては2021年4月20日よりOSのバージョンアップを提供している。
OSのバージョンアップを実施すると、OSのバージョンはAndroid 11となる。
主な更新内容にはAndroid 11へのバージョンアップ、第5世代移動通信システム(5G)の提供エリアの拡大への対応、セキュリティの向上などが含まれる。
OSのバージョンアップは本体単体で実施できる。
メインメニューから実施する場合の手順はアプリケーション一覧画面から設定、ソフトウェアアップデート、アップデートをチェック、今すぐ再起動を順に選択し、通知画面のアイコンから実施する場合の手順は通知画面からソフトウェアアップデート、今すぐ再起動を順に選択する。
いずれの方法で実施した場合でも更新内容に変わりはない。
OSのバージョンアップを実施中は発着信を含めたスマートフォンの各機能を利用できないほか、所要時間は最大で20分程度を要する場合があるという。
また、本体メモリには約4.5GB以上の空き容量の確保が必要で、事前に必要なデータはバックアップを行い、十分に充電した状態かつ電波が良好な場所で移動せずにOSのバージョンアップを実施するよう求めている。
正常にOSのバージョンアップが完了すれば、ソフトウェアのビルド番号はA001OP_11_C.13となる。
5Gの提供エリアの拡大に関しては新たに700MHz帯、1.7GHz帯、3.4GHz帯の周波数を使用した5Gに対応する。
発売時点では3.7GHz帯の5Gに対応していたが、OSのバージョンアップに伴い700MHz帯、1.7GHz帯、3.4GHz帯の5Gにも新たに対応するため、3.7GHz帯に加えて700MHz帯、1.7GHz帯、3.4GHz帯で整備した5Gの提供エリアでも5Gを利用できるようになる。
3.7GHz帯よりもカバレッジの確保に有利な周波数を使用した5Gにも対応することで、5Gの提供エリアの大幅な拡大が期待できる。
ただ、700MHz帯、1.7GHz帯、3.4GHz帯は第4世代移動通信システム(4G)向け周波数で5Gを導入しているため、通信速度は4Gと同等にとどまる。
3.7GHz帯は5G向け周波数で広い帯域幅を使用するため、高速通信を実現することが可能である。
なお、SoftBankは2021年2月15日付けでOPPO Reno3 5G (A001OP)に対しては2021年4月以降にソフトウェアのアップデートを通じて700MHz帯、1.7GHz帯、3.4GHz帯の5Gに対応する予定を発表していた。
OPPO Reno3 5G (A001OP)に対するメジャーアップデートの提供は初めてとなる。
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