au向け5GスマホGalaxy A51 5G SCG07が5Gエリア拡大に対応
- 2021年06月10日
- KDDI-SAMSUNG
KDDIは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のスマートフォン「Galaxy A51 5G SCG07」に対するOSのバージョンアップに関して案内を掲載した。
auのラインナップで発売したスマートフォンで、2021年6月7日の10時よりOSのバージョンアップを提供している。
OSのバージョンアップを実施すると、OSのバージョンはAndroid 11となる。
主な更新内容は不在着信通知の表示の変更、ロック画面におけるウィジェット機能の対応、エッジパネルの表示の変更、第5世代移動通信システム(5G)の提供エリアの拡大などが含まれる。
OSのバージョンアップを実施すると、一部の機能や項目が削除または初期化されることを留意しておきたい。
詳細な更新内容および削除または初期化される機能や項目はauの公式ウェブサイトに掲載しているため、OSのバージョンアップを実施する場合は事前に確認することを推奨したい。
OSのバージョンアップは端末単体またはパソコン経由で実施できる。
目安の所要時間は端末単体で無線LANを利用する場合が約15分、モバイルネットワークの第4世代移動通信システム(4G)または5Gを利用する場合が約20分、パソコン経由の場合が約120分と案内している。
パソコン経由で実施する場合はあらかじめパソコン側にSamsung Electronicsが提供するSmart Switchをインストールする必要がある。
なお、通信環境など個別の利用環境に応じて実際の所要時間は異なる。
アップデートファイルの容量は端末単体で実施する場合が約2.4GBで、パソコン経由で実施する場合が約4.8GBとなっている。
OSのバージョンアップを実施する場合は本体メモリに約2.4GB以上の空き容量が必要で、十分に充電したうえで電波が強く安定した状態でOSのバージョンアップを実施するよう求めている。
また、大切なデータは事前にバックアップを取ることが推奨されている。
更新内容のひとつである5Gの提供エリアの拡大に関しては、OSのバージョンアップに伴い3.5GHz帯および4.0GHz帯の5Gに対応する。
発売時点では3.7GHz帯の5Gに対応していたが、新たに3.5GHz帯および4.0GHz帯の5Gにも対応することで、3.7GHz帯に加えて3.5GHz帯および4.0GHz帯の周波数で整備した5Gの提供エリアでも5Gを利用できるため、5Gの提供エリアの拡大を期待できる。
5Gの無線方式はNR方式に対応しており、NR Bandは3.5GHz帯および3.7GHz帯がFR1のn78、4.0GHz帯がFR1のn77である。
世界的にはn78を3.5GHz帯、n77を3.7GHz帯と呼称することが多いが、KDDIはそれぞれの周波数を明確化する目的で3.5GHz帯、3.7GHz帯、4.0GHz帯と分けて呼称している。
そのため、KDDIと同様の表記を採用した。
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