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OnePlus、OPPOと運営会社を統合へ



中国のOnePlus Technology (Shenzhen) (深圳市万普拉斯科技)は中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)と統合する計画を発表した。

OnePlus Technology (Shenzhen)およびGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsはいずれも中国のGuangdong Oujia Holdings (広東欧加控股)の子会社で、それぞれ個別にスマートフォンを中心とした携帯端末などを展開する事業会社として機能してきた。

2020年にはOnePlus Technology (Shenzhen)は複数の部門をGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsに統合しており、業務の効率化および経営資源の共有および効率化を進めてきた。

複数の部門の統合によって肯定的な成果を確認できたため、最終的に会社も統合することになった。

OnePlus Technology (Shenzhen)はOnePlus (一加)の商標を使用し、Guangdong OPPO Mobile TelecommunicationsはOPPOの商標を使用して携帯端末などを展開している。

OnePlus Technology (Shenzhen)およびGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsは同業の兄弟会社であるため、競争が激化する中でOnePlusとOPPOの両方の存続には重複投資を抑えて組織構造の再編が必要と認識し、統合を決定したと思われる。

統合が完了後もOnePlusとOPPOの製品はそれぞれ個別に展開を継続するという。

そのため、Guangdong OPPO Mobile TelecommunicationsがOnePlusおよびOPPOの両方を展開する事業会社となる予定である。

これまでより、OnePlus Technology (Shenzhen)およびGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsは事業運営において部分的に協力してきた。

Guangdong OPPO Mobile Telecommunicationsは携帯端末を製造するための工場を保有しているが、OnePlus Technology (Shenzhen)は工場を保有していないため、基本的にOnePlusの携帯端末はGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsが保有する工場で製造した。

また、OnePlus Technology (Shenzhen)は中国向けにH2OS、国際向けにOxygenOSを開発および提供し、Guangdong OPPO Mobile Telecommunicationsは中国および国際向けにColorOSを開発および提供してきたが、2021年にはOnePlus Technology (Shenzhen)は中国向けのH2OSを廃止してColorOSに切り替えるなど、部分的にGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsと統合する動きが確認できた。

Guangdong Oujia Holdingsの子会社で携帯端末を展開する事業会社としてはrealme (真我)の商標を使用して携帯端末などを展開する中国のRealMe Chongqing Mobile Telecommunications (RealMe重慶移動通信)も存在する。

ただ、RealMe Chongqing Mobile Telecommunicationsに関しては言及していない。

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