米国版のSamsung Galaxy Z Flip2がFCC通過、ミリ波の5Gに対応
- 2021年06月27日
- Android関連
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM端末「SM-F711U」が2021年6月24日付けで米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。
FCC IDはA3LSMF711U。
モバイルネットワークはNR (FR1, FDD) 2300(n30)/1900(n2/n25)/ 1700(n66)/850(n5)/ 700(n12)/600(n71) MHz, NR (FR1, TDD) 3700(n77)/2500(n41) MHz, NR (FR2, TDD) 39000(n260)/28000(n261) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2300(B30)/1900(B2/B25)/ 1700(B4/B66)/850(B5)/800(B26)/ 700(B12/B13/B14)/600(B71) MHz, LTE (TDD) 3600(B48)/2600(B38)/2500(B41) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/850(V) MHz, CDMA2000 1900(BC1)/800(BC0) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFC、無線給電の周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、周波数は2.4GHz帯および5GHz帯を利用できる。
6GHz帯では認証を受けておらず、6GHz帯の無線LANは非対応となる模様である。
未発表端末の型番であるが、型番規則からSamsung Galaxy Z Flip 5Gの後継機種で、縦開きのフォルダブルスマートフォンとなる見込み。
型番の末尾のUは米国版を意味することから、米国版のSamsung Galaxy Z Flip2として発表されると思われる。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応しており、周波数はサブ6GHz帯のFR1の加えてミリ波(mmWave)のFR2にも対応する。
FCCでは複数の情報が公開されている。
通信方式はFCCで認証を受けた周波数以外に、NR (FR1, TDD) 3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/900(B8)/ 800(B18/B19/B20)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 5200(B46/LAA)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, LTE (SDL) 700(B29) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII) MHz, GSM 1800/900 MHzも利用できる。
電池パックは内蔵式で、型番はEB-BF711ABYおよびEB-BF712ABYである。
FCCの認証を通過した時期から推測すると、発売時期は2021年第3四半期になると思われる。
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