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紫光集団が経営難、UNISOCが声明を発表



中国のTsinghua Unigroup (紫光集団)の経営上の問題を受けてTsinghua Unigroupの関連会社でUNISOC (紫光展鋭)として事業を行う中国のUnisoc (Shanghai) Technologies (紫光展鋭(上海)科技)は声明を発表した。

Tsinghua Unigroupは2021年7月9日付けで中国の裁判所に相当する北京市第一中級人民法院より通知を受け取り、関連するTsinghua Unigroupの債権者がTsinghua Unigroupは債務不履行かつ資産が支払いに不十分な状況として北京市第一中級人民法院に破産または再編するよう申請した事実を認識したという。

同時にTsinghua Unigroupは北京市第一中級人民法院の審査には全面的に協力する方針を表明している。

Unisoc (Shanghai) Technologiesは大株主であるTsinghua Unigroupの経営難を受けて2021年7月12日付けで声明を発表することになった。

声明を通じて日常の生産や運営に直接的な影響を与えておらず、すべての生産や運営は正常に行われていることを明確化した。

Unisoc (Shanghai) Technologiesの筆頭株主は中国のBeijing Unisoc Investment Management (北京紫光展訊投資管理)で、持分比率は35.23%となっている。

また、Beijing Unisoc Investment ManagementはTsinghua Unigroupの子会社で、直接所有と複数の完全子会社を通じた間接所有を合計すると持分比率は93.7%に達する。

そのため、Unisoc (Shanghai) Technologiesに対するTsinghua Unigroupの持分比率は33.01%となる。

Unisoc (Shanghai) Technologiesは同社の株式の30%以上を保有するTsinghua Unigroupの経営上の問題を受けて声明を発表したが、事業は正常に継続する予定である。

Unisoc (Shanghai) Technologiesはスマートフォン、フィーチャーフォン、ベーシックフォン、タブレットなど携帯端末向けのチップセットや通信モデムを含めた半導体の設計開発や販売などを主要事業とする。

基本的にUNISOCの商標を使用して製品を展開している。

なお、UNISOCの商標は中国のSpreadtrum Communications (Shanghai) (展訊通信(上海))と中国のRDA Microelectronics (Shanghai) (鋭迪科微電子(上海))の経営統合によって展開を開始した。

Spreadtrum Communications (Shanghai)およびRDA Microelectronics (Shanghai)はUnisoc (Shanghai) Technologiesの子会社として存在し、Unisoc (Shanghai) Technologiesによる持分比率はそれぞれ94.93%と75%となっている。

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