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Speed Wi-Fi HOME 5G L11 ZTR01はn41にも対応、技適で判明



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。

中国のZTE (中興通訊)製のNR/LTE端末「ZTR01」が2021年2月4日付けでTACOYAKIを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。

工事設計認証番号は020-210019。

モバイルネットワークはNR (FR1, FDD) 700(n28) MHz, NR (FR1, TDD) 3700(n77)/3500(n78)/2500(n41) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/800(B18) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHzで認証を受けている。

無線LANの周波数でも通過しており、2.4GHz帯および5GHz帯に対応する。

ZTR01はSpeed Wi-Fi HOME 5G L11 ZTR01として発表されている。

KDDIの連結子会社であるUQ CommunicationsがUQ WiMAXのラインナップで2021年6月4日、KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)がauのラインナップで2021年8月6日に発売した。

工事設計認証ではNR-BWA用陸上移動局に該当する証明規則第2条第54号の6に規定する特定無線設備としても認証を受けている。

そのため、広帯域移動無線アクセスシステム(BWA)向け周波数で第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式の技術を導入するNR-BWAにも対応することが分かる。

なお、NR-BWAのNR BandはFR1のn41となる。

n41は日本全国を対象区域としてBWA向け周波数の割当を受けたUQ Communicationsが導入することが決定している。

総務省が運営する電波利用ホームページを参照すると、すでにUQ Communicationsはn41の基地局の包括免許を取得し、一部で包括免許に基づきn41の基地局を開設したことも分かっている。

ただ、公式には2022年秋にBWAの周波数で5Gを導入すると案内しているため、2022年秋よりBWAの周波数で本格的に5Gを展開すると思われる。

Speed Wi-Fi HOME 5G L11 ZTR01がn41に対応することは工事設計認証で公開された情報から確定したため、ソフトウェアのアップデートを通じてUQ Communicationsのn41に対応すると思われる。

総務省

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