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日本向けGalaxy Z Flip3 5GとなるSC-54BおよびSCG12がFCC通過



韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SC-54B」および「SCG12」が2021年8月20日付けで米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。

FCC IDはA3LSMF711JPNである。

モバイルネットワークはLTE (FDD) 1700(B4)/850(B5)/ 700(B12/B13) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、NFC、無線給電の周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、無線LANの周波数は2.4GHz帯および5GHz帯を利用できる。

SC-54BおよびSCG12は未発表端末の型番である。

型番規則からSC-54BはNTT DOCOMO向け、SCG12はKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けで、いずれも第5世代移動通信システム(5G)に対応すると考えられる。

また、FCC IDからSamsung Galaxy Z Flip3 5Gの型番に該当することも分かる。

そのため、SC-54BはNTT DOCOMOよりGalaxy Z Flip3 5G SC-54Bとして、SCG12はKDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneよりGalaxy Z Flip3 5G SCG12として発表されると思われる。

ほかの認証機関で先行してSC-55Bの存在が判明しており、その時点でSC-54Bの存在も決定的となっていたが、米国の政府機関による公的な認証を通じてSC-54BおよびSCG12を確認できたことになる。

FCCでは仕様の一部を掲載しており、通信方式はNR (FR1, TDD) 4500(n79)/3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1800(B3)/ 1700(B4)/1500(B21)/850(B5)/ 800(B19)/700(B12/B13/B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2600(B38)/ 2500(B41)/2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。

ただ、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けでは必須の周波数が記載されておらず、実際はSC-54Bの情報を記載したと推測できる。

SC-54BとSCG12は同一機器としてFCCの認証を通過しているが、過去の事例から同一機器としてFCCの認証を通過した場合でも、ソフトウェアの制御によって一部の周波数を無効化し、最終的に対応する周波数が異なる場合が多いため、SC-54BとSCG12も同様と思われる。

なお、Samsung Galaxy Z Flip3 5Gはすでにグローバル向けに発表されており、折り畳めるフォルダブルディスプレイを搭載したフォルダブルスマートフォンとなる。

FCC

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