一部のiPhone 12とiPhone 12 Pro、音の問題で無償修理
- 2021年08月29日
- Apple関連
米国(アメリカ)のAppleはスマートフォン「iPhone 12」および「iPhone 12 Pro」の一部に関して音の問題で無償修理を実施することが分かった。
2021年8月27日付けで案内を掲載しており、iPhone 12およびiPhone 12 Proの一部でレシーバーモジュールのコンポーネントの故障によって音の問題が発生する場合があることが判明したという。
Appleによると2020年10月から2021年4月までに製造したiPhone 12およびiPhone 12 Proの一部で問題が確認されている。
そのため、対象となるiPhone 12およびiPhone 12 Proの一部に関しては、世界共通のプログラムとしてApple Store直営店またはApple正規サービスプロバイダで無償修理を受け付ける修理サービスプログラムを実施する。
iPhone 12またはiPhone 12 Proで電話を発信または電話を着信したときに、レシーバーから音が出ない事象が発生した場合は修理サービスプログラムの適用対象となる可能性がある。
修理サービスプログラムを適用する場合はApple Store直営店を事前に予約または最寄りのApple正規サービスプロバイダを探すよう案内している。
修理の開始前にAppleで実機の検査を行い、修理サービスプログラムの適用対象かどうか検証するという。
修理サービスプログラムの適用対象でも修理に支障をきたす破損があれば、最初に別の修理を行う必要があるため、状況に応じて修理料金が発生する場合もある。
修理前にはiCloudまたはパソコンにバックアップを行うよう案内しており、必要に応じてAppleの公式ウェブサイトのサポートページに掲載している修理前の準備を参照するよう求めている。
修理を受けられる国または地域は最初に購入した国または地域に限定される場合があることに留意しておきたい。
また、修理サービスプログラムは通常の製品保証期間を延長するわけではない。
適用できる期間は最初の小売販売日から2年間となっている。
最初の小売販売日はiPhone 12およびiPhone 12の発売日ではなく、各個体が最初に新品で販売された日を意味する。
なお、音の問題が確認されていないiPhone 12 miniおよびiPhone 12 Pro Maxは修理サービスプログラムの対象外である。
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