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ウガンダの携帯電話事業者Africell Ugandaが廃業を発表



レバノンのAfricell Holdingの子会社でウガンダの移動体通信事業者(MNO)であるAfricell Ugandaは事業を廃業すると発表した。

移動体通信事業者としてウガンダで携帯通信事業を展開してきたが、2021年10月7日をもって携帯通信事業を終了するとともに、携帯通信サービスの提供を完全に停止する。

長期的な商業上の見通しを慎重に評価したうえで決定したと説明している。

他社に売却または既存のウガンダの移動体通信事業者との統合は行わず、携帯通信事業は継続しないため、2021年10月8日以降は音声通話、SMS、データ通信すべて利用できなくなる。

ウガンダでは携帯電話番号ポータビリティ(MNP)を導入していないため、携帯電話番号を維持して異なる移動体通信事業者に移行することはできず、特別な対応も実施しない。

そのため、すべての加入者は既存の携帯電話番号を失う。

ほかの移動体通信事業者に加入しておらず、携帯通信サービスの利用を希望する場合は、異なる移動体通信事業者で新たな携帯電話番号を取得する必要がある。

携帯通信事業の終了に伴う措置として2021年9月8日からは新規加入の受け付けを停止した。

また、プリペイドプランでは有効期間が1日、1週間、1ヶ月のプランを提供してきたが、2021年9月8日からは1ヶ月のプランは申し込みの受け付けを停止しており、さらに2021年9月29日からは1週間のプランも申し込みの受け付けを停止する予定である。

2021年10月6日からはすべてのプランの申し込みの受け付けを停止することが決定している。

2021年10月8日以降は残高を使用できないため、2021年10月7日までに完全に使用することが推奨されている。

ポストペイドプランでは2021年9月8日から2021年10月7日まで音声通話の発信およびデータ通信の料金に上限を設定しており、上限の100,000ウガンダシリング(約3,100円)を超過して利用することはできない。

従業員は全員を解雇することになり、最長でも2021年11月30日が雇用の最終日となる。

ウガンダ政府と緊密に協力して既存の加入者が円滑に異なる移動体通信事業者に移行できるよう調整するほか、従業員の再就職も支援する計画である。

Africell Holdingは2014年5月19日にフランスの移動体通信事業者であるOrangeからOrange Ugandaを取得することで合意した。

2014年11月17日に取得を完了し、ウガンダに参入を果たした。

Orange Ugandaは社名をAfricell Ugandaに変更して携帯通信事業を展開してきた。

Africell Holdingは参入から約7年でウガンダの携帯通信事業を終了することになった。

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