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楽天モバイル、39都道府県で楽天回線に順次切替へ



Rakuten Mobile (楽天モバイル)は移動体通信事業者(MNO)として展開する携帯通信サービスに関して日本全国の39都道府県の一部地域で楽天回線に切り替えると発表した。

お知らせとしてパートナー回線から楽天回線への切り替えに関して案内を掲載しており、2021年10月以降に日本全国の39都道府県の一部地域でパートナー回線を使用した国内ローミングから楽天回線に切り替えるという。

Rakuten Mobileが移動体通信事業者として展開する携帯通信サービスでは楽天回線とパートナー回線が存在し、楽天回線はRakuten Mobileが整備する。

一方、パートナー回線はRakuten Mobileとローミング協定を締結したKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)が整備しており、国内ローミングとして利用できる。

国内ローミングの提供の終了に伴う楽天回線への切り替えは2020年4月1日より開始しており、2020年4月1日より東京都、2020年10月1日より大阪府および奈良県、2021年4月1日より宮城県、埼玉県、千葉県、神奈川県、新潟県、静岡県、愛知県、滋賀県、京都府、兵庫県、広島県、愛媛県、福岡県で切り替えを進めている。

さらに2021年10月1日より北海道、青森県、秋田県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、三重県、鳥取県、岡山県、山口県、徳島県、香川県、佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県、沖縄県でも切り替えを開始したという。

そのため、岩手県、山形県、山梨県、和歌山県、島根県、高知県、長崎県、鹿児島県を除く日本全国の39都道府県で切り替えに取り組んでいることになる。

切り替えが完了する時期も案内しており、一部地域を除く東京都では2021年3月末までに原則として切り替えを完了した。

千葉県および神奈川県では2022年3月末にかけて、一部地域を除く大阪府、埼玉県、愛知県、滋賀県、兵庫県、茨城県、栃木県、群馬県、富山県、石川県では2023年3月末にかけて原則として切り替えを完了する予定である。

なお、東京都特別区(東京23区)、大阪府大阪市、愛知県名古屋市に関しては当初より国内ローミングの対象外となっている。

国内ローミングを提供しないエリアでも地下空間、トンネル、屋内施設、観光名所などの一部では国内ローミングを提供する場合があることに留意しておきたい。

切り替えに伴い影響が生じると予想されるエリアに居住する顧客には2021年9月中旬より案内を開始しているが、2021年10月以降に切り替えに伴い不便が生じた場合は楽天モバイルコミュニケーションセンターに連絡するよう求めており、個別に状況を調査したうえでスマートフォンの一時貸し出しなど早急に対応するという。

提供エリアは公式ウェブサイトで案内しており、2021年9月27日の次は2021年10月中旬頃に更新する予定である。

Rakuten Mobile

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