ソニーが10月26日にカメラ特化Xperiaを発表か、新型スマホがFCC通過
- 2021年10月21日
- Android関連
Sony製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「95324M」が2021年10月20日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。
FCC IDはPY7-95324Mである。
モバイルネットワークはNR (FR1, FDD) 1900(n2)/1700(n66)/ 850(n5)/600(n71) MHz, NR (FR1, TDD) 3700(n77)/2500(n41) MHz, LTE (FDD) 1900(B2/B25)/1700(B4/B66)/ 850(B5)/700(B12/B13)/600(B71) MHz, LTE (TDD) 3600(B48)/2500(B41) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応し、周波数は2.4GHz帯および5GHz帯の無線LANを利用できる。
95324Mは未発表端末のメーカー型番である。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式でも認証を受けており、無線アクセスネットワーク(RAN)構成はスタンドアローン(SA)構成とノンスタンドアローン(NSA)構成に対応したデュアルモード5Gとなる。
FCCで認証を受けた米国で利用できる周波数に限定すると、n77はSA構成に限り動作し、n77以外のNR BandはNSA構成に限り動作するという。
通常、Sony製のスマートフォンはFCCの資料に記載される製品種別がPhoneとなるが、95324Mの場合はPortable Handsetと記載されている。
過去に製品種別がPhoneではなくPortable Handsetと記載されたスマートフォンとしては映像制作のプロフェッショナル向けに特化したSony Xperia PROが存在する。
95324Mは第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)などに対応しているため、音声通話に対応したスマートフォンであることは確かであるが、Sony Xperia PROのように何らかの機能に特化した特別なスマートフォンになると推測できる。
これまで、Sonyは2021年10月26日にXperiaの新商品を発表すると予告している。
予告としてカメラのレンズを連想させる画像を公開したほか、動画では電話付きのカメラ、シャッターボタンを搭載、最高のスマートフォンのカメラと言及しており、カメラ機能に特化したスマートフォンを発表すると考えられる。
95324MはSonyが2021年10月26日に発表するスマートフォンに該当し、カメラ機能に特化して開発を進めていると思われる。
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