韓国のLG Uplusが2021年Q3の業績を発表、5Gは約411万件に
- 2021年11月09日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者(MNO)でLG U+として事業を行うLG Uplusは2021年第3四半期の業績を発表した。
2021年9月30日に終了した3ヶ月間となる2021年第3四半期の連結売上高は前年同期比4.1%増の3兆4,774億韓国ウォン(約3,338億391万円)、EBITDAは前年同期比7.1%増の8,955億韓国ウォン(約859億6,118万円)、EBITDAマージンは前年同期比0.7ポイント増の25.8%、当期純利益は前年同期比47.7%減の2,110億韓国ウォン(約202億5,439万円)となった。
業績の発表に伴い分野別の業績も公表している。
携帯通信分野の売上高は前年同期比4.2%増の1兆5,233億韓国ウォン(約1,462億2,519万円)で、全体の43.8%を占めた。
業績報告の分野区分は携帯通信分野、スマートホームおよび電話分野、企業インフラストラクチャ分野で構成しており、業績報告の分野区分を基準として携帯通信分野が最大の事業となっている。
2021年9月30日時点の事業データも判明した。
携帯通信サービスの加入件数の総数は前年同期比7.6%増の1,749万7,000件となった。
契約種別の内訳も判明しており、5Gは前年同期比89.1%増の410万8,000件、LTEは前年同期比2.6%減の1,330万5,000件、CDMAは前年同期比80.4%減の8万3,000件である。
総数のうち5Gは23.5%、LTEは76.0%、CDMAは0.5%を占めている。
2021年第3四半期中に初めて5Gは400万件を上回り、CDMAは加入件数が減少に転じてから初めて10万件を下回った。
5Gは第5世代移動通信システム(5G)のNR方式および第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式、LTEはLTE方式および第3世代移動通信システム(3G)のCDMA2000方式、CDMAはCDMA2000方式を韓国で利用できる回線を意味する。
2021年第3四半期の韓国ウォン(KRW)ベースのARPUは前年同期比0.5%増の30,912韓国ウォン(約2,967円)となっている。
なお、LG Uplusの筆頭株主は韓国のLG Corp.である。
LG Corp.による持分比率は30.6%となっている。
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